東海 NEWS WEB

ニュース詳細
災害時の搬送でバス会社と協定

08月19日 10時05分

災害時の搬送でバス会社と協定

3004752431_20160819101414.mp4

愛知県豊橋市は大規模な災害時の帰宅困難者や人工透析患者の搬送について市内の3つのバス会社と協定を結びました。
18日、豊橋市役所で行われた協定の締結式には、佐原光一市長と市内の3つのバス会社の代表が出席して、協定書に署名しました。
この協定では地震など大規模な災害が発生した場合に市の協力要請を受けて運行されるバスで帰宅困難者を駅などから避難所などに運ぶことや、人工透析など定期的な治療が必要な被災者を診療が可能な遠隔地の病院に搬送することが盛り込まれています。
豊橋市によりますと、帰宅困難者や人工透析患者の搬送を盛り込んだ協定を自治体とバス会社が結ぶケースは全国でもほとんどないということです。
豊橋市の佐原市長は「今回の協定は熊本などの被災地に職員を派遣するなかで、見つけた課題の解決策として導き出したものです。地震などの大災害に備える体制を整備していきたい」と話していました。

東海のニュース

新着ニュース

このページの先頭へ