東海 NEWS WEB

ニュース詳細
渋草焼きで小学校記念碑造り

08月19日 13時17分

渋草焼きで小学校記念碑造り

3004916891_20160819132023.mp4

岐阜県高山市の小学校で、江戸時代から伝わる高山伝統の焼き物、「渋草焼き」で創立120周年の記念碑を造ることになり、19日、全校児童が制作に参加しました。
記念碑を造るのは高山市立西小学校で、19日は渋草焼きの職人が学校に招かれ、夏休み中の登校日で集まった全校児童170人余りに白地に青い図柄が鮮やかな焼き物の特徴などを説明しました。
この後、子どもたちは次々と手に専用の塗料を塗って、用意された縦25センチ、横15センチの素焼きの板に手のひらを押しつけて手形を取りました。
2年生の女の子は「上手にできました。ずっと残ると思うと、うれしいです」と話していました。
子どもたちの手形がついた板は釉薬をかけて職人の工房の窯で焼き固められたあと、校舎の壁に並べて貼り付けられることになっていて、10月の創立記念式典で披露されます。
記念碑造りを進めている児童の保護者でつくる委員会の島光隆思・委員長は「伝統産業に触れた思い出が子どもたちの心に末永く刻まれると思います」と話していました。

東海のニュース

新着ニュース

このページの先頭へ