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原子炉を底まで透視、溶けた核燃料把握へ 名大・中部電が試験

2016/8/19 13:37
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日本経済新聞 電子版
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 名古屋大学などは原子炉の底部まで透視できる技術を開発し、23日から中部電力浜岡原子力発電所2号機(静岡県)で実証試験を始める。従来の技術では原子炉の中心付近の様子しかわからなかった。使えると確かめられれば、東京電力福島第1原発の溶け落ちた核燃料のありかを把握でき、溶融燃料の取り出しに必要な工法の絞り込みに役立つとみている。

 炉心溶融を起こした福島第1原発1~3号機では、溶融燃料は炉心の鋼鉄製の圧…

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