気づけば8月も折り返しですね。リオオリンピックも高校野球も終わってしまったらやがて訪れる、夏ロス。。そんなアンニュイな気分も一掃する大阪の元気なお店をご紹介します。その名も『祭』さんです。
いきなり登場して頂きましたのは、オーナーの佐野さんです!手に持たれたメニューブックは隣の暖簾と息ピッタリで決まってます!!
メニューブックシリーズからシャンタン生地をお選び頂きスタイリッシュな仕上がりとなりました。金糸が組み込まれているため角度によって煌きます☆ また金色の箔押しも粋な上に上品さにも満ちた一冊です。
そして、こちらがオーナーさんのもう一つの顔です。
撮影日は違えど、同じ店頭で写真に写る佐野さんです。そして一緒に写られている女性はその服装からみても外国の方だということが分かります。そして手元にはあまり見かけないフラッグの様なものを持たれています。
店内にもそれと全く同じものがありました。間近で見てみますと、【MUSLIM FRIENDLY JAPAN】と書いてあります。
ここで先程の外国人女性との関係性につながりました。こちらは大阪でもまだ珍しい、ハラール対応の飲食店さんなのです。
ハラール(アラビア語)とは?
イスラム法で許された項目をいう。端的にはイスラム法上で食べることが許されている食材や料理を指す。日本語に訳すと、「やってもやらなくてもかまわないもの(許可)」という意味となる。イスラム法の下では豚肉を食べることは禁じられているが、その他の食品でも加工や調理に関して一定の作法が要求される。この作法が遵守された食品がハラールとされる。
こちらのお店の凄い所はその徹底振りにあります。食材はもちろんのこと、調味料に至るまで完全ハラール対応しており、それが全メニューに適応されているからです。それだけではありません!!『祭』に因んだメニューが頂ける所にあります!
手作りたこ焼き10個 680円
お祭りには欠かせない屋台に並んでも食べたいたこ焼きが、自らの手作りで食べることができます。もちろんこちらもハラールメニューとなります。味の決め手となる、ソースにマヨネーズも特別な製法と認可を得た調味料なのです。
大阪のソウルフードは外国人の胸も熱くする、大人気メニューだそうです!
最初は躊躇されるそうですが、徐々に出来上がっていく様を見ると焼き場の取り合いに発展するそうです!
たこ焼きだけではありません。中央卸市場からも程近いこちらのお店では毎日仕入れられている新鮮なお魚も人気です!
【日替わり】刺身5種盛 780円
お醤油ももちろんハラール対応です。新鮮なお刺身にも違和感を一切感じずに頂くことができました。以前までは味の再現が難しく、提供はできたとしても本来の味との誤差が生じてしまうことに懸念を持たれていたそうです。日本文化を伝える上でも忠実な味の再現はとても重要なのです。
店内には大きく書かれた和の文字が。
逸早く、ハラール対応に移された佐野さんですが、日本食を通じて和の心を知って欲しいという想いが強くあったそうです。それを表現する上で『祭』はもってこいのテーマだったのかもしれません。
今後も手作り料理のラインナップは増えていくそうで、食べると作るを通じてより多くの人達へ和の心が広まっていくことでしょう。
今後の展開にも目が離せない、「日本食レストラン 祭」さんでした。
日本食レストラン 祭
http://tabelog.com/osaka/A2701/A270108/27092081/dtlmenu/
大阪府大阪市福島区吉野3-27-17
営業時間:
[昼] 11:00~14:00
[夜] 17:00~23:00
(フード・ドリンク L.O.23:00)
ランチ営業、夜10時以降入店可
定休日:不定休
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