初代漢字横綱タモリ
タモリのジャポニカロゴスっていうバラエティ番組を録画していたので観てみた。
いつもは言葉の間違った使い方や珍しい言葉などについてのクイズが出題されて、
タモリ率いるパネラーがあーだこーだ言いながら面白おかしく番組が進んでいくんだけど、
今回は漢字スペシャルという内容で初めから終わりまで漢字クイズがメインだった。
番組冒頭では漢字の成り立ちについて。
例えば「大」という漢字。人が伸び伸びと手足を伸ばす様子を見て作られたんだそうだ。
続いて「亀」という漢字。これは亀の甲羅そのままを漢字にしたという。なるほど確かに亀独特の尻尾も頭も漢字の中に表されているようだね。
これを約3千年前の人が考えているんだよ。それが今の今まで語り継がれてみんな利用しているって、このことがすごいと思わない?
なんか便利な世の中になった分、
今の人のほうが''ひらめき''や''物事の捉え方''に鈍くなっている(退化している)と感じちゃうんだよね(^_^;
で、この冒頭があって以下の問題提起。
「あなたは、読み書きだけで漢字を知っている気になっていませんか?
実は漢字にはちょっぴりおバカないわれから、あっと驚く残酷な成り立ちなど、
一文字一文字壮大な物語があるんです」
と、来たもんだ。
確かになぁ...それ、まさにオレだよ(^_^;
「鳩」という漢字がある。読みは''ハト''だね。これは誰でも分かること。だが、
この漢字の成り立ちについてはさっぱり分からないでしょ?
これは「クック、クックと鳩が鳴く」ことから、「九」と「鳥」を組み合わせて「鳩」となったんだって。
なんかすごいこじつけというか何というか......意外な成り立ちだよね。
ここでゲストの三谷幸喜が「鳩が九官鳥」に似てるからじゃないの? と言ったことで謎がさらに深まってウケた(笑)
もちろん後から補足として放送されたんだけど。
江戸時代に「九官」さんという人が中国から鳥を持ってきて、
「この鳥は飼い主(九官)の名前をしゃべるんです」
と、通訳の役人に伝えたところ、その役人が誤って、
「この鳥の名前は九官だそうです」
と訳してしまったため九官鳥と呼ばれるようになったらしい。
これまたものすごい由来だよねぇ。
さてさて続いて......
「化」けるという漢字。
カタカナの''イ・ヒ''から作られたんじゃないよ(^_^;
これは「人が生きている状態から死んだ状態に変化する」ということからきているそうだ。言われてみればなるほどなぁ...って思う。
このほかにも沢山あったんだけど全部書いてもアレなのでやめとこうかと。
だが最後のシーンだけ。感動したので。
タモリがこう言ってまとめたのだ。
「漢字とは、
人の歴史であり、 芸術である」
まさに、その通りだ!!
タモリ万歳\(^_^)/
日本人に生まれて良かった、オレ。
(でも厳密に言うと漢字は中国から伝えられたんだけどね)
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