2016.08.19 15:00
7月16日(土)〜17(日)に開催された「MUSICIANS HACKATHON 2016 by Mashup Awards」(以下「ミュージシャンズハッカソン」)。アーティストや音楽プロデューサーがチームに加わるというハッカソンだ。このハッカソンに参加した音楽家・マニピュレーター 守尾崇氏に、参加しての感想やご自身のキャリアを踏まえた音楽制作の環境の変化について伺った。
守尾氏はYAHAMAでのシンセサイザーの開発・音色制作に関わったのち、TRF(当時trf)の全国ツアーへのキーボーディストとしての参加をきっかけに、J-POP界へ。ケツメイシ、安室奈美恵、BoAなど様々なアーティストのトラック・ライブなどに携わる傍ら、WebやCM音楽にも参画。幅広い経験を経てきた守尾氏が感じた「ミュージシャンズハッカソン」の感想や、音楽制作環境の変化とは。
「ミュージシャンズハッカソン」の様子
守尾崇氏
「ミュージシャンズハッカソン」の様子
「ミュージシャンズハッカソン」キャプテン・浅田祐介氏
記事:「ミュージシャンズハッカソン」仕掛け人・浅田祐介に聞く、アーティストがハッカソンに参加する意義 で取材を行った「ミュージシャンズハッカソン」キャプテン・浅田氏(守尾氏とは若い頃からの音楽仲間だそう)も、今回の成果を「3年目、4回目となるミュージシャンズハッカソンですが、実を結んできた実感があります。本当に有難いことに、僕のまわりには守尾くんをはじめ、音楽の才能はもちろん多才な才能を持った方が多いのですが、今回はそういった方々とプログラマーとフックアップして、点と点をきちんと線でつなげることができたな、と思っています。優勝チームをはじめ、海外からの参加もあった事も今回印象深かったことです。これからは、これらの線がどんな絵に仕上がっていくのかを楽しみにしていたいと思います。」と語っている。
SENSORS Web副編集長
PR会社勤務を経てフリーランスのWebエディター・PRプランナー・ナレーターなどとして活動中。「音楽×テクノロジー」の分野は特に関心あり。1985年生まれ。
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