つい先日、みなさまのブログを訪問していて目に止まった、くまし (id:kumasi)さんのラーメン記事。何と、僕が散歩コースで徘徊している辺りまでいらっしゃっていたようですね(笑)。
その場所とはJR御徒町駅の南口付近にある『御徒町らーめん横町』ですが、ここは五店舗ほどの有名店が軒を連ねています。『中華そば チラナイサクラ』『なんつッ亭』『中華そば 青葉』『つけめんTETSU』『蒙古タンメン中本』の五店舗。そのうちの『中華そば チラナイサクラ』で『鶏と貝のつけ麺』を召し上がられていたご様子、記事を読んでいてお腹の虫が鳴きました(大汗)!!!
そこで、八月十四日(日)のお昼過ぎに、ちょっと出かけてみることに……。すると、何だかすごい行列ができていますね。どうもその列は『蒙古タンメン中本』の入口まで続いているようです。ちょっと覗いてみますと、あの、テレビなどでよく見かける「代表」の方がいらしておりました(笑)。あとで調べてみると、この店舗は創業八周年を迎えたので、その記念イベントが開催されていた模様です。
それはさておき、本日の目的のお店に向かいましょう。JR御徒町駅の高架下に所在しているので見つけやすいかと思いますが、住所は台東区上野五丁目十番地十四号になります。
さっそく、店舗前の立て看板メニューを物色。初めてのお店ですので、まずは『中華そば』……いえ、せっかくなので「特製味玉のせ」の『旨玉中華そば』八百五十円にしてみましょう。
入口を入って右側にある券売機で、食券を購入。ご飯ものやお酒のメニューも充実していますが、迷わず『旨玉中華そば』のボタンをポチッと……日曜日はあくまでも休肝日を守ります(笑)。
店内は奥行きの深い造りで、カウンター席が一列に十席、テーブル席も十席ほどあるようです。とりあえずカウンター席に座り、着物姿の美しい店員さんに、食券を手渡しましょう。
カウンター上には七味唐辛子やコショウ、餃子用の辣油・酢・醤油が並びますが、団扇が添えられているのも嬉しいですね(嬉)。そして、待つこと五分ほどでコチラが配膳されてきました!!!
黄金色の粉飾が施された半月円の盆に載って供されますが、器やレンゲにも桜の花びらのデザインがあしらわれていて雅な印象ですね。醤油ベースのスープにはほどよい感じに油が浮いているのですが、それでも見た目はアッサリとした印象です。中細のストレートな麺の上には小松菜・白髪葱・炙った鶏肉・ベーコンと味玉がトッピングされていますね。
ではさっそくスープから……いろいろな食材で構成されたであろう複雑な旨さ、塩気も尖っておらずとてもマイルドで、出汁には深みがあります。そこで、メニュー表といっしょに添えられていた説明書きの内容を要約しますと……。
「カエシは信州の三種の醤油をブレンドし、シジミの出汁を被せた再仕込みシジミ醤油というものを使用。スープは数種の動物ガラに豚足、さらには数種類の香味野菜を煮込んで白濁させたものを濾して、挽肉と合わせて清湯スープに仕上げました」
とのこと、とても和風な味付けで、アッサリとした中にトロ味も感じるスープ、これは飲み干し必至ですね(嬉)。国産小麦にこだわった麺は、ツルツルして歯応えもモッチリ、細切りメンマが和えられていて食感にも変化がつき、さらには白髪葱の辛味と小松菜のシャキシャキ感も加わり、食べ出したら止まらなくなります!!!
アグー豚を使用した薄切りのベーコンに、しっかりと味付けされた炙った鶏肉もとても美味。鶏肉にはほのかにハーブのような香味も感じます。
夢中で食べ進み、器の底が見えた頃に隠し味の粗挽きコショウの顆粒を発見、いろいろな工夫がなされているのにはビックリです。で、最後までとっておいた特製のマッタリ味玉で〆ました。熱々のラーメンを食べたにもかかわらず、猫舌の僕が、わずか十分程度で食べきっていたのにもビックリ。ぜひ、ここも通っていろいろな種類の麺を試してみたくなりました(笑)!!!
あっ、当然このあとは腹ごなしのお散歩です。『国立科学博物館』の辺りもブラブラしていましたので、せっかくなので外に飾ってある「ロケットランチャー」をパチリッ。下から見上げると、かなりの迫力ですね!!!!!