米競泳選手「強盗被害」 米五輪委が捜査結果認め謝罪
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リオデジャネイロオリンピックで、金メダルを獲得したアメリカの競泳選手4人が強盗の被害に遭ったと訴えたのに対し、捜査を行った現地の警察は「事実は違う」と発表しました。双方の主張が食い違うなか、アメリカのオリンピック委員会は警察の捜査結果を認めて謝罪し、選手4人に説明を求める声が強まりそうです。
オリンピックの競泳男子800メートルリレーで、金メダルを獲得したライアン・ロクテ選手らアメリカの選手4人は、今月14日未明、リオデジャネイロでタクシーで選手村に向かう途中、銃を持ったグループにタクシーを止められて現金を脅し取られたと訴えています。
これに対し警察は18日、捜査の結果、事実は違うと発表しました。それによりますと、ロクテ選手ら4人は、選手村に向かう途中でガソリンスタンドに立ち寄り、その際にトイレの備品を壊したまま立ち去ろうとして、警備員とトラブルになったということです。
そして警備員が拳銃を向ける場面もあったものの、4人は最終的に日本円にしておよそ5000円の現金を弁償として渡したと警察は説明し、強盗の被害に遭ったとする4人の主張と食い違っています。
こうしたなか、アメリカのオリンピック委員会は声明を発表し「選手の1人が暴力的行為をしたと考えている」として、警察の捜査結果を認めたうえで「選手たちのふるまいは受け入れ難い。オリンピックを開催しているブラジルの人々に謝罪する」としています。
今後、選手4人に説明を求める声が一層強まりそうです。
これに対し警察は18日、捜査の結果、事実は違うと発表しました。それによりますと、ロクテ選手ら4人は、選手村に向かう途中でガソリンスタンドに立ち寄り、その際にトイレの備品を壊したまま立ち去ろうとして、警備員とトラブルになったということです。
そして警備員が拳銃を向ける場面もあったものの、4人は最終的に日本円にしておよそ5000円の現金を弁償として渡したと警察は説明し、強盗の被害に遭ったとする4人の主張と食い違っています。
こうしたなか、アメリカのオリンピック委員会は声明を発表し「選手の1人が暴力的行為をしたと考えている」として、警察の捜査結果を認めたうえで「選手たちのふるまいは受け入れ難い。オリンピックを開催しているブラジルの人々に謝罪する」としています。
今後、選手4人に説明を求める声が一層強まりそうです。