「好きな人ができました」――。そこにあるのは愛でしょうか、それとも欲望でしょうか?
超売れっ子AV男優・森林原人さん初の著作『セックス幸福論』が刊行された。職業柄、これまでに8000人と10000回以上セックスをしてきた彼は、その“行為”にいったい何を見出したのか。
現代ビジネスの人気連載「女社長とAV監督のスナック人生相談」を書籍化した『モテと非モテの境界線』(川崎貴子・共著)の著者で現役AV監督の二村ヒトシさんとともに、セックスの「価値」と「かけがえのなさ」について語り合う。(構成/布川剛、撮影/村田克己)
第1回【ブサメンがモテ男になるための「5段階」とは?】
第2回【たった一回のセックスで、すべてが変わる】
最もパワフルで、最もシンプルな行為
森林: いろいろなセックスを経験して、セックスとは何かとずっと考え続けて、僕の見つけた一つの答えは、「セックスとは孤独の克服である」ということでした。
二村: かっこいいなあ!
森林: 人は生まれてくるときは一人、死ぬときも一人とよく言われますが、孤独の克服は死ぬまでずっと続くテーマです。両親との絆は生まれたときからありますし、成長するにつれて友達ができたり恋人ができたりもします。スポーツでチームメイトと友情を築くこともできる。
二村: 今ならインターネットでつながることもできますね。
森林: 歳をとってからでも、地域のコミュニティや趣味のつながりを楽しんだり、孫を世話したりして、何らかの形で人とつながっていけます。
でも、人生の本質は孤独を克服することで、孤独を克服するパワーが最も強くて、なおかつ最もシンプルな行為がセックスなのだと僕は思っています。
二村: 前回、森林君の考える幸せなセックスとは何か、という話になりました。
森林: 孤独を克服できるセックスこそが、幸せなセックスではないかと思います。別に挿入しなくてもいい。肌と肌が触れ合って、キスして、見つめ合うことでお互いに全肯定感を得て、「生まれてきて良かった」「この人と出会えてよかった」と感じられるのがセックスのすばらしさです。それはどの時代でも、どの社会でも、どの文化でも同じではないでしょうか。
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