知らない人と話すのにヒントとなる本に出会った。
中谷彰宏さんの「会話力のある人は、うまくいく。」
この中で最も心に残ったのは下記の箇所。
僕は会話力のない男性に、「よけいなひと言を言おう」とアドバイスしました。
会話力のない人は、必要最低限のことしか言わないのです。
いや〜、余計な一言なんて言わないほうがいいでしょう。
変な人って思われるかもしれないし。
自分では、人並みに会話しているつもりでも、よけいなひと言を言っている人と言っていない人では、圧倒的に差がつきます。
大阪の人は、99%がよけいなひと言です。
コンビニにしても、東京とはまったく違います。
お客様も、よけいなひと言を言ってきます。
「温めますか」 「何分かかります?」 「3分半です」 「じゃ、あっちで牛乳買うてくるわ。ここで買わないでゴメンね。向こうで安いのを売っていたから」 というやりとりが発生するのです。
そのやりとりが、会話力なのです。
なるほど!
余計な一言があるから大阪の人の会話は面白いのか。
余計は一言が入ることによって、単なる事務的なやりとりから人の交流っぽい会話になる。
実家に帰ると、母が通りすがりの知らない人とよく話し込むので驚く。
「なに、その才能?」
って。
話してる内容もよく聞いたら「人生ってね〜、・・」みたいなことまで。
「え、さっき会った人と人生の話してるの!?」
と、ビックリさせられる。
弟も同じ系統で、知らない人と話すのに全く抵抗ないみたい。
自分から当然のように話しかけて、自己紹介までしてすっかり知り合いになってる。
営業職でないのが惜しく思われる。
2人ともがんばってやっているわけではないので、才能だな〜と思う。
でも言われてみると、余計な一言まで言ってることに気づいた。
自分の過去を振り返ってみても、例えば店員さんと話して楽しかった記憶があるのは余計な一言を話してくれた時だ。
台湾のガイドブックを持っていたら「台湾行くんですか?台湾いいですよね〜」って言われたり。
キャラもかいまみえるし、個人的交流ができたように感じる。
「余計な一言」って面白い。