久保帯人「BLEACH」の実写映画化が決定した。主人公の黒崎一護役は福士蒼汰が演じる。
「BLEACH」は、高校生・黒崎一護が死神・朽木ルキアから死神の力を与えられ、虚(ホロウ)と呼ばれる悪霊と戦う物語。2001年より週刊少年ジャンプ(集英社)にて連載され、テレビアニメ化や映画化、ミュージカル化、ゲーム化などさまざまなメディアミックスを果たしてきた。74巻での完結も告知されており、8月22日発売の週刊少年ジャンプ38号にて、15年の連載についに幕を下ろす。
映画は単行本1巻から8巻の「死神代行編」のエピソードを中心に展開。監督は「GANTZ」や「アイアムアヒーロー」などの佐藤信介が手がける。映画化について久保は「ボンヤリ浮かんでは、なんやかんやで(主に俺のイチャモンにより)立ち消えてた実写映画が遂に実現することになりました」と報告。また「唯一心配なのは一護の髪の色かなー!あの色実写だとヘンだけどどうすんだろなー!」とコメントを寄せた。映画「BLEACH」は2018年に全国ロードショー。
久保帯人コメント
映画化です。ボンヤリ浮かんでは、なんやかんやで(主に俺のイチャモンにより)立ち消えてた実写映画が遂に実現することになりました。幸運にも連載完結のタイミングと重なったので、原作者としてできる限り協力して、BLEACHを知らない人にも楽しんで貰え、BLEACHの読者にも満足して貰えるものに近づける一助になればと思っています。唯一心配なのは一護の髪の色かなー!あの色実写だとヘンだけどどうすんだろなー! 久保帯人
福士蒼汰(黒崎一護役)コメント
まず『BLEACH』が実写になると聞いて自分も驚きでした。自分が一護となり死神の代行として、責任を持って演じたいと思います。
そして、15年連載が続いた大人気作品が終わりを迎えたことも感慨深いです。読者としては一護や死神たちの雄姿をまだ見ていたい気もしますが、実写でもその雄姿を感じていただければと思います。
そして佐藤監督とは映画『図書館戦争』シリーズ以来のタッグです。緊張もしますが、監督を信頼して頑張りたいと思います。 福士蒼汰
佐藤信介監督コメント
『BLEACH』 この壮大な物語を、映画化します。想像力の限りが尽くされたこの世界を、映像の力の限りを尽くして描きます。尸魂界<ソウルソサエティ>、虚<ホロウ>、斬魄刀、そして福士蒼汰が一護として暴れまくる姿、お楽しみに。 佐藤信介