小笠原諸島・西之島=7月19日(海上保安庁提供) 気象庁が小笠原諸島・西之島(東京)の警戒範囲を縮小し、島の一部への上陸が可能となった。研究機関などが調査を予定しているが、専門家は「新たな生態系が築かれる重要な時期」として、研究目的以外の上陸自粛を呼び掛けている。
東京から南へ約千キロ離れた西之島は、世界遺産の小笠原諸島に含まれる。国立公園の一部でもあるため、以前から工作物の設置などには環境省の許可が必要だった。
一連の火山活動で大部分が溶岩に覆われ、従来の生態系は一掃されたとみられており、島の関係者は「海鳥などがどのような動植物を新たに運んでくるか、非常に興味深い」と話す。