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吉田沙保里が負けた 五輪4連覇ならず 「最後の最後で落とし穴にはまるとは…」

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(更新 2016/8/19 06:22)

金メダルを逃して、涙を流す吉田沙保里(c)朝日新聞社

金メダルを逃して、涙を流す吉田沙保里(c)朝日新聞社

 試合終了の瞬間、吉田沙保里はマットに顔を伏せたまま、しばらく立ち上がることができなかった。

 日本時間19日に行われたリオ五輪のレスリング女子53kg級の決勝戦で、吉田はアメリカのヘレン・マルーリスに敗れ、銀メダルとなった。

 全く危なげない試合運びで決勝戦まで駒を進めた吉田。決勝戦の対戦したマルーリスは今大会、吉田の最大のライバルと目されていたソフィア・マットソンを、準決勝で破っていた。アグレッシブな戦い方に定評がある選手だ。

 金メダルをめぐる試合は、厳しいものだった。序盤では吉田が1点を先取するが、その後はお互いに得点を重ねることができず、1-0のままで第1ピリオドが終了。ここから得点を追加したい吉田だったが、第2ピリオド序盤で相手にバックを取られ、1-2で逆転を許す。試合が残り1分となったところで、さらに相手に点を追加され、1-4に。吉田はその後も攻め続けるが得点につながらず、1-4で敗戦した。

 試合直後から吉田は涙を流し、インタビューでも何度も言葉を詰まらせた。


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