首相 来月下旬にキューバ初訪問へ調整

安倍総理大臣は、来月下旬、アメリカでの国連総会に出席したあと、アメリカと去年、国交を回復したキューバを訪れる方向で調整に入り、ラウル・カストロ国家評議会議長との首脳会談などを通じて、経済関係の強化に向けた取り組みを一層加速したい考えです。
安倍総理大臣は、秋の臨時国会など、政治日程の調整がつけば、来月下旬、アメリカのニューヨークを訪れ、国連総会での一般討論演説などに臨むことにしています。
こうした中、安倍総理大臣は、国連総会での一連の日程を終えた後、日本の総理大臣として初めて、キューバの首都ハバナを訪れる方向で調整に入りました。
キューバは、去年、54年ぶりにアメリカとの国交を回復したことから、世界各国が有望な投資先として注目しており、日本政府も、岸田外務大臣が、去年、日本の外務大臣として初めて現地を訪れるなど、経済分野の関係強化に取り組んでいます。
安倍総理大臣としては、ラウル・カストロ国家評議会議長との首脳会談などを通じて、キューバとの経済関係の強化に向けた取り組みを一層加速し、日本企業の進出などに弾みをつけたい考えです。