ピロクテテスの待ちぼうけ

7/3　高円寺ShowBoat

・ショーボートに来るなんておそらく15年ぶり位かな。そんときはpaume観に行ったんだ。客が3人しかいなかったのをよく覚えてる笑。ともかく相当久しぶりで会場の配置も変わったような気もするがよくわからん。とりあえずドリンク貰いに行くと、zeroさんと吉野さんが談笑してた。


射守矢雄と平松学

新曲
B-teamのテーマ
dissound the blues
新曲
core mode
Men who work alternately
新曲
octopus
small world

・レコ発の時と同じピアノ曲のSEで登場。以前から演奏している新曲でスタート。その後はアルバムから2曲。やはりこのバンドの叙情性にはクラクラきてしまう。演奏も安定していて、またノイズの響き方がいままでと少し違う感じも受けた。
・続いて初めて聴く新曲。淡々とした風景に夕焼けが広がっていくような良曲。ギターのような射守矢さんのベースの残響がサイケを経由したギターロックっぽくも感じた。
・続けてcore modeで盛り上がる。曲が終わり、射守矢さんが「ありがとうございます」と一言だけ言うと、後ろの方からzeroさんと吉野さんの「口下手だなぁ」って感じの短い笑いが聞こえてきた気がする笑。
・次はMen who work alternately。かっこよかった。この曲いつまで続いても聴いてられそうだ。琴線をそのままベースで弾いたような素晴らしい曲。
・次はまた新曲。新曲なんだけど節々のフレーズに聴き覚えがあるというか、fOULでこんな感じの曲なかったっけ？途中で入るフレーズがブッチャーズっぽくもあるし、新曲なんだけど不思議と馴染みがあるような曲。
・最後はアルバムの2曲で終了。いいライブでした。いつ観てもかっこよく、せつなさをかかえた演奏。今日はセンボウノゴウをやらなかったり新曲が多かったりで、また次に進み始めてるんだなという印象を受けるライブでした。これからも楽しみです。


FOE
・もちろん名前は昔から知ってるけど音源はほとんど聴いたことのないバンド。ライブも初めてか、相当昔に一回観たことあるかな？って感じ。とりあえずアイゴンが爽やかになってて驚いた。ファントムの司会やってた頃の汚いイメージしかなかったから全然わからなかった、というか最初ベースの人がアイゴンだと思って、老けたな～、別人じゃんって思ってたわ。
・冒頭MCというか雑談から始まる。小松さんは射守矢雄と平松学について「素晴らしかったですね。まるで二頭の馬がじゃれあってるかのような。…じゃれあってるっつったらちょっと失礼か（笑）。北海道の大草原を二頭の馬が・・・違いますかね？（笑）すいません射守矢さん」というようなことを。
・音の方は結構オーソドックスなロックのようだったけど、メロディが綺麗でいいバンドだなあと思った。やっぱり小松さんに目が行っちゃうんだけど、それこそ大草原を馬が走っているような躍動感のある小松さんのドラムを久しぶりに聴けてよかった。
・アンコールやらないバンドのようですが、アンコールもあって盛り上がって終了。アンコールの曲いい曲だった。


こじんまりとしたとこに温かいファンが集まったような、和やかな雰囲気のライブでした。やはり射守矢さんと小松さんが同じライブで観れたのはなんか嬉しい。両バンドとも長い時間観れて満足でした。いいライブだった。