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韓国メディア、駐日大使の「福島伝える」発言に噛みつく 食品の風評めぐり 野党は「大使なのか県知事なのか」と批判声明
福島県を17日に訪問した李俊揆・駐日韓国大使が、福島産食品の風評について「正確な状況を本国の国民に伝えるのが私の仕事だ」と述べたことを、韓国KBSテレビ(電子版)は18日「韓国政府を代表する在外公館の長として不適切だとの批判が出ている」と伝えた。
最大野党の「共に民主党」は、「大使なのか福島県知事なのか区別がつかない」などと批判する声明を出した。
韓国は、東京電力福島第1原発からの汚染水流出を理由に2013年9月から福島を含む8県の水産物の輸入を禁じ、これを不当だとする日本が昨年、世界貿易機関(WTO)に提訴、争いが続いている。(共同)