ロシアのプーチン大統領(63)が、自身が無名だった時代から交友があった有力な側近を次々に表舞台から退けている。12日には長年の盟友セルゲイ・イワノフ氏(63)を大統領府長官の職から解いた。2018年の次期大統領選を前に、世代交代を進める意図があるようだ。
解任されたイワノフ氏は、プーチン氏と同じく旧ソ連国家保安委員会(KGB)出身で、プーチン氏とは20代のころからの知り合い。安全保障会議書記、国防相、第1副首相を歴任し、後継大統領候補にも名が挙がっていた。
プーチン氏は解任の理由について本人からの希望と説明した。ただ昨年来、プーチン氏の長年の盟友が解任されたり辞任したりする例が相次いでおり、今回の人事もそうした流れの一環だと言えそうだ。
イワノフ氏が長官就任当初に「…
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朝日新聞国際報道部
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