お笑いコンビ・オリエンタルラジオの2人が、もし、一緒に暮らしていたら。
そんな設定で撮影された写真集が9月に発売される。この撮影をした写真家が、「究極の変態写真集」と同作を表現し、大きな批判を浴びている。
KADOKAWA / 角川書店 / Via amazon.co.jp
写真は撮影したのは、“フェチ写真家”として知られる青山裕企氏。
青山氏が「究極の変態写真集です!」と同作を紹介し、複数のニュースサイトが「変態写真集が発売」と報じたことで、「同性同士の同棲は変態なのか」「傷つく同性愛者がどれだけいると思っているのか」と批判の声があがった。
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批判を受けて、青山氏は「一応の誤解のないように」とこう釈明した。
【オリラジ写真集】
一応の誤解のないように。究極の変態=同性同士の同棲
という意味ではなく、
端的に言えば、青山=変態的な視点という意味なので、よろしくお願いいたします。今まで、様々なテーマの写真集を撮影していますが、前提として、被写体の良さを引き出すことを考えています。
出版社・KADOKAWAの担当編集者は、「同性同士であること自体が侮蔑の対象や忌避すべきもの、異常であるという考え方には、明確に異を唱えます」などと、この作品で同性愛者を侮辱する意図はなかったと釈明した。
その上で、「紹介の文脈で、製作上意図していない差別を発想してしまったかたがいること、それにより傷ついたかたがいることは、申し訳なく思っております」と謝罪した。
こうして写真家の釈明と担当編集者の謝罪があった今も、「誤解を生んだ表現は決して小さな問題ではないです」「例え誤解だったとしても、それが大勢に伝われば社会の風潮となり得るし、その風潮が悲劇に繋がる」と、厳しく指摘する声が相次いでいる。