http://www.zorazora.site/entry/2016/08/18/023657 に、生理が終わりかけた離婚経験ありおばさんが返事しますよ。
特定の宗教の信者である場合は、とても話がシンプルなんですけど、そうでもない場合、基本的に面倒です。
たいていの日本人は「宗教とか興味ないです」って言ってると思うんですけど、結婚式は教会でやりたいし、初詣にはいきたいし、お葬式にはお坊さんが来てほしいし、でも法事はだるいから行きたくないじゃないですか。でも、可愛がってくれたおばあちゃんの法事だし従兄も集まるから嫁にはついてきてもらいたいとかでトラブルになるのは、まあごく一般的にあるわけです。
といっても、そのへんは相手と話しあってすり合わせが効くと思うんですが、いざ、重い病気になったり、災害で財産や家族を失くしたり、とにかく「人の力ではどうしようもない」「藁をもすがりたい」となったときに、その人が何にすがるかって事前にわかることじゃないです。
宗教観でトラブルになるのって、たいていそこなので、事前に確認とかできるものではなさそうです。逆境に強い人の場合、いくぶん変な宗教にはまる可能性は薄いかもしれませんが、それでも心の弱点を突かれたときどうなるかはよくわからないですね。
一番無難なのは、自分も特定の穏健な宗教の信者になって、同じ宗教の穏健な信者と結婚することでしょうけれども。
あと、親族にラディカルな宗教信者がいないかチェックとして、お盆とかお彼岸に絡めて、家で何かしてた?って実家の雰囲気をそれとなく聞くぐらいは有効かもしれませんが…。
これも、相手に強い意志があれば事前にすり合わせができるのです。相手がバリバリキャリアの外交官だったら自分が皇太子でもない限り「家庭に入ってほしい」とは思わないでしょうしね。
でも、たいていのアラサー女子は、ふわっとしてるんですよ。
仕事もそれなりに楽しいし、子どももいつかはほしいし、両立できたらいいけど難しそうだしー、みたいなのが、ごく一般的です。(そして、かわいい子ってだいたいそうじゃないですか?)
そういう人に確認しても「今はまだよくわからないよー、でも結婚はしたいなー」ということになると思うのです。
男性が、そのへん事前にしっかりすり合わせておかないと不安になるタイプ(そして後から「ごめんやっぱり気が変わった」っていったら許せないタイプ)であるならば、すでにキャリア形成してる女性か、逆ずーっと家事手伝いで専業主婦以外選択肢がない女性か、すごく年上で年齢的に子供を産むという選択肢はない女性を選ぶしかないと思います。
これ、お互いにオープンにしないほうがいいことじゃないでしょうかね。
女性のほうからしても意外に相手の過去って気になるものです。多ければ「ヤリチンだから浮気するんだろうな」と思って束縛したくなりますし、少なければ少ないで、自分の前の一人一人の重みが気になり「実は学生の時に付き合ってた子のほうが好きなのでは」ってなるものじゃないでしょうか。
だから、相手の経験も聞きたくないし自分の経験もいいたくないです。今一緒にいるのは相手だけなんだから。
「付き合った人数(相手)や経験人数によって求められる性的な嗜好や生活水準も変わってくる」と言いますが、それ人数で測れるものではないですし。
「大学時代のサークルの仲間の先輩とありきたりなデートをして2年ぐらい付き合った」というのも1人だし「大金持ちの社長の愛人してて世界中の高級リゾートでありとあらゆるアブノーマルセックスを仕込まれた」というのも1人だよ。
性的嗜好や求める生活水準は自分で付き合って確かめるほうが確実かと思います。
ひどい生理痛は、生理現象というより病気なので、軽い人の場合はまったく普段と変わらない場合もあります。
女性の中には全女性がひどい生理痛で苦しんでいるかのような表現をする人もいますが(たぶん、その人の生理痛はひどいのだろうと思うけど)本当に個人差が大きいです。
お酒がまったく飲めない人はアルコール一滴で苦しみますけど、一升瓶開けても翌日ピンピンしてる人もいますよね。それくらいの個人差です。
で、具体的に痛みがひどい人に対してどこまで配慮すべきかという話ですね。
これは頭痛など痛みを伴う持病がある人全般と同じで「やさしく見守り放っておいてあげてください」「やるべきことができなくても責めないでください」が基本です。
あと、閉経後の話ですが、むしろ閉経前後10年ぐらい、更年期は更年期で人によって肉体や精神にものすごくダメージがあることがあります。
たまにものすごいイライラピリピリしてるおばちゃんとかいるでしょう?あれも更年期に伴う生理現象だったりします。
これも、本人がその時に実際どうなるかわからない領域のものですから確認不能です。
ただ、「そういうこともあり得る」「医療でマシになることもあるけどならないこともある」という2点は心に留めておくと付き合いやすいかなと思います。
あと、女性として気になるんですけど、セックスしようとしても男性が勃起しなかったとき、女性はどこまで配慮するのが良いのでしょうね。
これも個人差や状況の差の問題ですね。ソフトボール級の排せつ物…はまだ想像つきますが「スイカを鼻から出す」って例えた人すらいました。
あらゆる痛みに関して言えることとして、他人の痛みは自分の痛みとは近いかもしれないけど同じではないものですから、別の痛みで表現しても仕方ないかも。
ただ、子どもが生まれる体験は命にかかわることです。心理的な重みとしては人が死ぬのと同じです。悲しい打撃かうれしい打撃かの違いはあっても両方相当ショックは受けることなのです。
だから「お産の時に配慮してもらえなかった」という痛みは、たとえば「自分の親族が亡くなってショックを受けてる時に他人事みたいな扱いをされた」という痛みと近いと考えるとよさそうです。
あらかじめ知っておいたことにより避けられる災難とそうでない災難がありますが、結婚生活に対して起こるトラブルは、たいてい、わかっていて準備をしていても斜め上から襲ってくるものです。
知ろうとする気持ちは大事だけど、知っているつもりが一番危ういということもありますので、あまり事前に確認して安心しすぎないほうがいいと私は思います。