押ッスロ 操作説明書

 

このページはマニュアルです。主な特徴は[概要・ダウンロードページ]をご覧下さい。

このゲームについて

全国のスロッター支援とパチスロユーザーの増加を目的として無料で配布している目押し力養成ゲームです。

リール配列は初心者にもお勧めのジャグラーに似せています。ジャグラーは左リールが難しすぎるのでそれよりも若干難易度を下げてあります。ジャグラーは種類によってはBARが揃わないようになっている機種もあるので注意して下さい。

目押しのやり方はこのゲームの製作者が作成したYouTubeの動画があるのでそちらをご覧ください。

このゲームで使っているリアルな部屋は当ゲーム製作者が作成したわけではなく、制作ソフトのUNREAL(EPIC社)がUNREALユーザー向けに無料で配布しているもので、ユーザーなら誰でもダウンロード(ランチャーのラーニングから)することが出来ます。(関連ブログ記事)

各部の説明

スベリ・得点表示部

スベった距離と得点が表示されます。

本日の最高得点を再生中と再生後(次の回転が開始するまで)は最高得点獲得時の情報が表示されます。

通常モード

色々な操作ができます。このマニュアルを読まなくてもわかるようなボタン表記にしてあります。

(b0.94以降のみ)XBOXコントローラはAボタンで繰り返し動作、Bボタンでリプレイ、Yボタンで本日最高のリプレイです。

設定(通常モード時のみ)

店舗モード

Rキーか画面右上のボタンで通常モードに戻ります。0キーで繰り返しなどと表示してありますが、通常モードと同じキーも使用可能です。

店舗モードのまま終了(シャットダウンかCtrl+X)すれば次回も店舗モードからスタートします。

カメラ位置調整(通常モード時のみ)

ゲームではおなじみのW S A Dキーで前後左右、マウスで視線方向です。高さの調整は上を向いて前後に移動して下さい。

Y軸反転というのは普通はマウスを前に動かすと視線は上を向きますが、Y軸反転をオンにするとマウスを前に動かすと視線は下を向きます。一部のゲーマーはこれが無いと操作しづらいので付けてあります。

EnterキーかCキーで確定。Escキーを押すと調整したのをキャンセルして、カメラ位置調整を始めた時の場所に戻ります。Rキーを押すとリセットして初期値の場所に戻ります。

VRモード (OculusRift(DK2), VIVE(SteamVR))

製作者はRiftを持っていないので簡易的なテストしかしておりません。動かない可能性もありますのでご了承下さい。 VIVEはテストすら行えておらず、参考になるサンプルもない状況なのでさらに動かないというかゲーム内で動けない可能性があります。

Alt+EnterでVRモード開始。W S A Dキーで前後左右です。OculusのサーバーかSteamVRが起動していないとVRモードになりません。 キーで解像度を1~0.3まで0.1ずつ増減。(効果があるのはOculusのみ。)減らすほど見にくくなる分だけPCの負荷が減ります。Rキーで顔の方向をリセットします。(左の大きなリールでプレイするために右方向を向いてリセットすると体の向き(マウスでの方向)とバラバラになって混乱してしまうので普通にリセットしてからマウスで左を向いて下さい。)

上下方向にも行けると思いますので高さ調整はカメラ調整時と同じく上を向いて前後に移動でお願いします。(動きが変な場合は後述の囲みの中のAlt+Hを試してみて下さい。)

OculusサーバーかSteamVRが稼働中に通常モードの解像度の設定でフルスクリーンを選択するとVRモードになってしまいますのでご注意ください。

今のところAlt+Vでもテスト用のVRモード(立体視無し)になります。(低スぺPCだと立体視無しでも押ッスロがエラーで終了することが多くあります。)Alt+Hキーでマウスの上下が有効になります。YキーでマウスのY軸反転です。(↑↓キーの解像度変更は数字が出てもOculus以外では効果がありません。)

XBOXコントローラでも移動が可能です。Xボタンで顔の方向をリセット。(VIVEは右手のみの、トリガーに繰り返しボタンの機能を、ボタン1にリプレイ、ボタン2に顔方向リセットを割り当てています。効くか(押せるか)はわかりません。)

以下はソファーの後ろに貼ってある「VR中の他のキー」の詳細です。

Alt+Hで進行方向を頭の向きを基準にするか体(マウス操作の結果)を基準にするかを切替えます。VIVEに対応したら分離してしまうようなのでその対策です。デフォは「顔の向きに進行」。どちらかは正常に動かない可能性あります。体基準の移動だと正常でも変な動きです。体基準の移動時はYキーでマウスのY軸反転です。

TrunusVRのような当ゲームでのトラッキングに対応していない機器ではVRモードに移行した後でAlt+Hで体基準の移動に切り替えればマウスで上下方向も向く事ができます。

Alt+Rで顔方向リセットを別の方式で行います。普通にRを押して変だったらこちらも試してみて下さい。違いが出るのは恐らく体基準の移動の時のみです。

[VIVEのみ] Alt+Gで自分の位置を初期位置か0,0,0に強制的に移動します。(VIVEに対応するには0,0,0に位置することが必要ということてすが当ゲームはデフォルトでそれを行っていません。VIVEで支障が出るようならこれを試してください。xyz0,0,0は見えない壁の外側なので、壁内に戻るには筐体に向かって右下のすき間(見えませんが通れる箇所があります)から出入りできます。製作者はVIVEでの動きがどのようになるのか把握できていないのでキーボードもゲームコントローラも効かなければ全く動けない可能性もあります。)

[VIVEのみ] Alt+TでVIVEの位置情報を取得してそれをゲーム内の自分の位置に反映させます。押ッスロ製作者がVIVEの移動方法を知らないため、念のため付けました。キーボードでもコントローラでも動かない場合はこれが効くかもしれません。そのくらいあてずっぽうな機能です。(床にめり込むか、Z(高さ)をVIVE側で加算している場合は頭が天井を超えて真っ暗になる可能性も。)

[VIVEのみ] Alt+SでTrackingSpaceをStandingかSeatedに切り替えます。これも製作者が使い方を知らないためにSeatedだと位置トラッキングが無しかもしれないという推測に基づいて最初にSeatedに設定しています。Alt+TがうまくいかなかったらStandingに切り替えてから再度Alt+TもしくはAlt+Rをやってみて下さい。

独自のリール制御

実機と同じ速度で回転しており、スベリも実機の制限と同じなので4.99コマまでスベります。しかし実機のようなテーブル方式ではないのでストップボタンが押されるたびに配置を確認してスベリ数を計算しています。

ボーナスの目押しに特化するために小役は完全に無視しています。揃っても何も起きません。ボーナスフラグだけが常に立っている状態です。

引き込みの優先順位

  1. 同じボーナス図柄を最小限のスベリで揃えようとします。
  2. 異なるボーナス図柄を最小限のスベリで揃えようとします。
  3. 一番近いボーナス図柄を枠内(見えている部分。上中下段。)までスベらせます。
  4. ボーナス図柄が枠内に届かない時はスベり無しで止めます。

いずれの場合も"受け"は考慮しません。例えばハサミ打ち時に左リールでボーナス図柄が中段に止まると右リールは中段のみの受けとなりますが左リールを下段までスベらせれば右リールは上・下段の受けが可能となり、簡単になります。しかし当ゲームではスベりの少なさのみを優先していますので、この条件で中段で押された時はそこで止まります。ですから中段で揃えるのは難易度が若干高くなります。

あと、低性能なパソコンにほど不正確な結果になってしまうのを補正する仕組みもあるので、さらに詳しくはこのページで後述の「補正について(上級者向け)」をご覧ください。

順押し以外は試打数が圧倒的に少ないので、まだ発見できていないバグがあった場合は上記の引き込みの優先順位にそぐわない目で止まってしまいます。

得点方式

スベリを重視した採点方法を採用しています。ですから「同じボーナス図柄がたくさんスベって揃った」と「違うボーナス図柄がスベリ無しで揃った」を比べるとスロット的には前者のほうに価値がありますが、当ゲームでは後者のほうが高得点になることもあります。ゲームっぽくするためにつけただけですのであまり意味はありません。

正確な配分は各リールにビタ止まりで20点、そこからスベったコマ数×4を引いています。そしてボーナスが枠内(見えている部分。上中下段。)に止まらなければ×0になって0点です。最終的に同じボーナス図柄揃いで40点をプラスして、違うボーナス揃いで20点をプラスしています。ざっと計算したい時は一コマスベリあたり4点換算で算出できます。

回転数を得点に入れてしまうとスベリの得点に対する影響度が薄れてしまったので得点から排除しました。しかし「本日の最高得点」が全く同じ点数だった時は回転数の少ない方で塗り替えられます。

紙吹雪は本日最高を更新時の80点以上の時にのみ出現します。「本日の最高得点」は保存していないので起動してからの値です。演出は最高得点を更新した時なので起動して1回目の時には高得点でも何も起きません。

(b0.95から)100点を獲得するとトロフィーが出現して最高得点時と同じ紙吹雪が出ます。トロフィーが11個たまると垂れ幕が出現しゲームを終了するまで出たままになります。店舗設置時に上手い人が目立つようにするためで、トロフィーがたくさんたまっていたらかなり上手い人がいるという目印になります。12回目以降は100点をとっても紙吹雪以外は何も起きません。

店舗モード

店舗に設置することを想定したモードです。イタズラを防ぐためにキーボードとマウスを接続せずテンキーのみで操作できるようにしてあります。ゲーム内の店舗モードボタンかRキーで切り替えます。後述のWindowsの設定をすることにより対応するスタッフが必要な作業はパソコンの電源の入切のみとなります。店舗モードへの切り替えも保存しているので店舗モードの時にパソコンをシャットダウンすれば次の起動時は店舗モードでスタートします。

消費者金融のような業種での設置は本サイトの趣旨に誤解を招く恐れがございますので禁止とさせて頂きます。 風俗店への設置は問題ありません。店舗設置用のPOPを紹介・ダウンロードページにて用意してあります。

店舗設置時の注意点

スタートアップフォルダにショートカットをコピーすればWindows起動時に自動で押ッスロが起動するように出来ます(「windows スタートアップ フォルダ 自動 起動」で検索)。そして電源ボタンを以下の図の通りにすれば、パソコン本体の電源ボタンを押すだけでWindowsがシャットダウン処理をしてくれます。これらの設定をしておけば対応するスタッフは電源の入切のみで済みます。

この場合、ゲームの終了はWindowsがシャットダウンのために自動的にやってくれるのでわざわざマウスで終了する必要はありませんし、Windows内でマウスを使ってシャットダウンを選択する必要もありません。少しパソコンを知っているスタッフの場合は「電源長押しの強制終了」(危険な終了方法)と暗黙の内に勘違いしてしまう可能性もあるのでご注意ください。

詳しくはパソコンに詳しいスタッフにお尋ねください。 店舗設置の際にはグラボはGTX500以上を強く推奨します。(最低でも1図柄につき2回の検知は欲しいです。ハードに関して更に詳しくは後述の「ハードに関して」をお読み下さい。)

電源ボタンにシャットダウンを割り当て

店舗モード

補正1赤いラインが図柄が止まる位置で、黒い点線がプログラムが処理をする位置だとします。凄く上手い人はこのように丁度赤い線の場所で止めるはずです。


補正2しかし「ストップボタンを押した」とプログラムが認識するのはこの図のように次の点線の位置です。この場合だとスベリ0で止めたにも関わらずプログラムでは「ほんの少し遅れた」と認識されています。


補正3これを防ぐために当ゲームでは赤い線の位置から「点線の間隔の距離」をチェックしてこの部分に止まっていた場合は補正してスベリ0.0の完全に成功とします。 (この場合だと中央の赤線からその下の黒い点線の間で止めた場合は失敗ですが、それも成功に補正されてしまいます。これは仕方がありません。)

(細かいことを言うと、この図で図柄が止まっている黒い点線から赤い点線の間までに止めた場合は補正されません。その理由はその個所で止めてもそれが処理されるのは赤い点線の下(補正の範囲外)の黒い点線の時だからです。)


補正4性能の低いパソコンではこの点線の間隔が広がるので赤線の前の「成功だけれど正確に検知されない箇所」の距離も長くなります。(反作用として、失敗だけれど補正される箇所の距離も長くなります。)

性能の高いパソコンではこの点線の間隔が狭まるので、より正確になります。

なお、点線の距離は一定ではありません。プログラムが処理を終了するとすぐに次の処理(点線)に移ります。

補正が働くのは点線の間隔が最大で一図柄分までです。それ以上は性能が低すぎるパソコンとみなして補正は行いません。 あと、補正は0コマ以外の1コマの時点などでは働きません。ですから丁度1.00が出たとしても補正の結果ではありません。

性能の低いPCだと高得点が出やすい

性能の低いパソコンほど補正される機会が多くなるので、低スぺのPCで高得点が出たとしても、わずかに遅れていたのに全て補正された結果としての高得点の可能性も大いにありえます。

しかしこの補正が無いと上手い人を正確に計測できなくなるので無しにすることはできません。仮に補正を無しにして0.0が出たとしてもそれは完全に正確に止められた時とプログラムの処理のタイミング(黒い点線)が運よく丁度0.0にならないと実現しません。

このゲームの右下と得点の近くに薄く表示される1図柄○回というのはこの黒い点線のことで、1図柄あたり何度プログラムが走るか、つまり何度ストップボタンの検知をするかということです。

左リールで0.0が出やすいのは、最初に止めるリールは上中下段のどこでもOKなので、例えば「0.9のスベリで中段」よりも「0.1を補正して上段」の方をプログラムで優先しているからです。最後に止めるリールはテンパイの状況によって止められる位置が絞られるのでその分補正の機会も少なくなります。

このように一度高得点が出たとしても運良く補正されただけの可能性もあるので、1図柄に3回位検知できるパソコンで何度も継続して0.0を出せるとなればまぐれではない実力の持ち主と言えるでしょう。

ハードに関して

最低必須要件

制作者の動作確認はWin8.1 64bitでグラボはGTX550, GTX660の2台です。

オンボード(グラフィックス)wikiというのはマザボやCPUにグラフィック機能が統合されているもので、グラフィックの性能はグラボに比べてかなり低いのが普通です。しかし製作者のグラボは数年前のものにもかかわらずそこそこのFPSで動くので、最新のパソコンであればオンボでもそれなりに動くかもしれません。

VRは要求スペックが格段に上がるので上記の最低必須要件では恐らく満足に動きません。一応解像度を下げるオプションは用意しています。

モニタ・キーボードの限界

このゲームの性能のカギはグラフィックボードにありますが、それをどれだけ高性能にしたとしても他の周辺機器での限界があります。

一般的なパソコンのモニタはリフレッシュレートが1秒に60回程度なので当ゲームに換算すると1図柄あたり2.1回ということになります。直視ができる人にとっては障害となるかもしれませんが普通の人には十分です。

キーボードは速い物だと1/1000秒まで検知できるようですが、USBやAPIといった他に遅れる要素が他に多々あるのでどこまで検知可能かわかりません。

以上のことを踏まえて1図柄あたり5回くらい(7/1000秒)の検知ができれば十分なのではないでしょうか。GTX660でも解像度を下げればそれ位なので高価すぎるグラボを使ってもそれに見合うだけの効果は得られないと思います。