中国の新築住宅 値下がりした都市が増加
中国の先月7月の新築住宅の販売価格は、前の月より下落した都市の数が地方を中心に増え、大都市でバブルを抑えながら、地方では住宅販売を刺激するという中国政府の難しいかじ取りが続いています。
中国の国家統計局によりますと、全国70都市の先月の新築住宅の販売価格は、前の月と比べて、上昇したのが51都市で、前回6月の調査結果より4つ減った一方、下落した都市の数は地方を中心に6つ増えて16となり、2か月連続で増加しました。
また、価格の高騰が続く大都市でも、上昇率は、北京と上海が前回の調査の2%台から1%台に縮小したほか、南部の広州と深※センも前回より縮小しました。
中国では地方を中心に、大量のマンションが売れ残って経済成長の足かせとなっていて、中国政府は政策金利の引き下げなどの販売促進策をとって在庫の解消を目指しています。ただ、大都市では、値上がりを期待した投資目的の住宅購入が増えて価格の高騰を招いたことから、販売を抑える対策も同時にとっています。
今回の結果からは、大都市での住宅価格抑制には一定の効果が見られるものの、在庫の解消を急ぐ地方都市で依然として需要が伸び悩んでいるという見方が出ていて、大都市でバブルを抑えながら、地方では住宅販売を刺激するという中国政府の難しいかじ取りが続いています。
※センは土へんに川
また、価格の高騰が続く大都市でも、上昇率は、北京と上海が前回の調査の2%台から1%台に縮小したほか、南部の広州と深※センも前回より縮小しました。
中国では地方を中心に、大量のマンションが売れ残って経済成長の足かせとなっていて、中国政府は政策金利の引き下げなどの販売促進策をとって在庫の解消を目指しています。ただ、大都市では、値上がりを期待した投資目的の住宅購入が増えて価格の高騰を招いたことから、販売を抑える対策も同時にとっています。
今回の結果からは、大都市での住宅価格抑制には一定の効果が見られるものの、在庫の解消を急ぐ地方都市で依然として需要が伸び悩んでいるという見方が出ていて、大都市でバブルを抑えながら、地方では住宅販売を刺激するという中国政府の難しいかじ取りが続いています。
※センは土へんに川