記事作成日:2016/08/18 13:45 │ 最終更新日:2016/08/18 13:47
毎日、仕事を頑張るパパは、家族のみんなが笑顔になることをしたい!そこで、おすすめは、紀伊半島の中心部に位置する奈良県天川村。関西随一の美しい渓谷「みたらい渓谷」での川遊びやハイキング、世界遺産大嶺山のふもとにある秘湯「洞川温泉」、トロッコで行く「五代松鍾乳洞」など、家族のみんなに喜ばれる観光スポットがいっぱい!大阪から車で十分に日帰り旅行した気分になれる天川村。その観光のポイントをご紹介します。
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写真:澤 慎一
地図を見る紀伊半島のほぼ中央に位置している奈良県天川村。日本屈指のパワースポット「天河大弁財天社(天河神社)」や、修験者たちの聖地でもある深山幽谷の里です。その天川村で絶対に外せない観光スポットが「みたらい(御手洗)渓谷」。エメラルドグリーンに輝く清流は、まさに神秘的!川底に沈む石がキラキラと宝石のように輝き、大自然の豊かな恵みが感じられる渓谷です。
その楽しみ方は、子どもたちにも人気の川遊び&ハイキング。清流に沿って、起点の「天川村川合バス停」から、絶景スポットの「みたらいの滝」を経て、終点の「洞川(どろがわ)温泉」まで約7.4キロ(約2時間15分)のハイキングコースが整備され、初心者の方も楽しめる散策コース。吊り橋を渡り、川原まで降りることもでき、美しい渓谷を形づくる絶壁や巨大な岩、大小の滝、深い淵など、変化に富んだ美しい自然を手軽に楽しめることが魅力です。
ハイキング好きな方は、全コースすべてを歩き通せば、かなり大満足。一方、ハイキングはそこそこ楽しんで、川遊びやバーベキューを思いっきり楽しみたいという方は、車で一気に「みたらいの滝」へ向かうことがポイント。川合バス停から国道309号線を進んでいくと、「みたらい休憩所」があり、駐車場も整備されています。
休憩所から川原へと降りることができ、写真のように吊り橋とエメラルドグリーンの美しい淵を眺めながら、川遊びやバーベキューを楽しむことも。清流は美しく、驚くほどの冷たさ!天川村の大自然に、子どもたちも、ママも大満足!パパも癒されること間違いなし、ですね。
写真:澤 慎一
地図を見るさきほどご紹介した「みたらいの滝」ですが、この付近は対面通行がかなり難しく、駐車スペース(有料)もあまり広くないのが難点。そこで、おすすめのポイントとなるのが、みたらい渓谷の超穴場スポット「観音峯登山口休憩所」。
川合バス停から国道309号線ではなく、洞川温泉街へと向かう県道21号線へと進みましょう。虹トンネルを出ると、すぐ右手に見えるのが「観音峯登山口休憩所」。何といっても道幅も広く、対面通行を心配する必要がありません。車の運転がすごくラクなので、ママにもうれしい!休憩所や付近には駐車スペースもあり、しかも無料。
実は、みたらい渓谷のハイライトは、「みたらいの滝(みたらい休憩所)」から、「観音峯登山口休憩所」までの約1.5キロ(約40分)。「観音峯登山口休憩所」の近くでも、ご覧のような美しい清流を見ることができ、この付近で川遊びをしている人は少なく、超おすすめのポイント。
また、観音峯への登山も楽しまれてはいかがでしょうか?登山口となる休憩所から、観音峯展望台(1347メートル)まで、約2.3キロ(約90分)。展望台からは、世界遺産に登録された聖地「大峯山」のダイナミックな絶景パノラマを満喫することができます。
写真:澤 慎一
地図を見る「洞川温泉街」のはずれには、「五代松鍾乳洞(ごよまつしょうにゅうどう)」があり、表情豊かな自然の神秘を楽しむことができます。奇怪な形をした岩が天井からツララのようにたれ下がり、200メートルほどの小さな地底探検は、子どもたちも大喜び!
鍾乳洞へは、ご覧のようなトロッコに乗ってのアクセスするのですが、森林作業に使う簡易モノレールに乗り、さらに探検気分は倍増!ただ、トロッコの本数が少なく、定員4席の人気アトラクションなので、あらかじめご予約されることがポイント。
トロッコの駅の前には、30台ほどの駐車場スペースがあり、ここは、『名水百選』にも選ばれ、“神の水”と呼ばれている奈良の名水「ごろごろ水」の採水場になっています。
◆「五代松鍾乳洞」の案内情報
・駐車料金:500円(名水の利用料を含む)
・トロッコ(モノレール)料金:大人300円、子ども200円(上り)/大人200円、子ども100円(下り)
・トロッコ運行時間:9時30分〜15時50分(11時30分〜13時30分は休憩)
・入洞料:大人400円、子ども200円(利用時間はトロッコと同じ)
・休洞日:毎週水曜日、冬季休業(12月1日〜3月中旬)など
(※料金・営業時間等は2016年8月時点のものです。)
・問い合わせ:0747-64-0188(ごろごろ茶屋)
写真:澤 慎一
地図を見る天川村の山里には、「洞川温泉」と呼ばれる温泉旅館街があり、風情が感じられるレトロな街並みを見ることができます。弱アルカリ性単純温泉で、疲れをとる効果があり、お肌がつるつるになる「美人の湯」は、外で遊んで疲れたママのお肌にうれしい。
天川村へはトンネルが整備され、車でのアクセスが飛躍的に向上し、大阪からの日帰り旅行は十分に可能。そこで、天川村を楽しむポイントは、日帰り温泉の活用。一番のおすすめは、「洞川温泉センター」。洞川温泉街の入り口にあり、今回ご紹介している日帰り旅プランで最もアクセスが最高!みたらい渓谷のハイキングコースの終点に位置し、疲れた身体を癒してはいかが?吉野杉の建物とヒノキの浴槽で心身ともにリラックスできますよ。
また、「天の川温泉センター」は、パワースポットの天河神社に近く、しっとりつるつる肌になる温泉の成分が多い温泉。さらに天河神社から奥へ進んだ山間には「薬湯センター みずはの湯」があり、薬草トウキなどを使った露天風呂は身体の芯から癒されます。
※各温泉の場所や営業時間、料金などについては、リンクに張り付けた天川村役場の公式サイトを参照して下さい。
写真:澤 慎一
地図を見る最後に、せっかく天川村まで来れれたなら、日本屈指のパワースポット「天河神社」にお参りしませんか?
天河神社に参拝している芸能人、タレントも多く、男性デュオグループ「KinKi Kids」のメンバーで、歌手で俳優の堂本剛さんもその一人。堂本さんは天河神社にお参りし、スランプから抜け出して名曲を作るなど、そのパワーは確かなもの。
そこで、天河神社のポイントが「五十鈴(いすず)」。特徴的な3つの鈴がひとつに合わさった神器で、天河神社の拝殿の鈴がこの形をしています。3つの鈴には、それぞれに「いくむすび」「たるむすび」「たまめむすび」という意味があり、これが一つに合わさることで“みむすびの精神”を表しています。この五十鈴をかたどったお守りは、天河神社ならではの縁起もの。天川村のお土産におすすめです。
天河神社は、魂が調和し、本来あるべき状態に戻り、新たな活力が沸いてくる神聖な場所。楽しかった天川村での一日の締めくくりとして参拝し、身も心も癒されてはいかがでしょうか?
洞川温泉街へ行かれるのなら、同じエリア内にある龍泉寺もおすすめ。敷地内には、“龍の口”と呼ばれる泉があり、こんこんと湧き出る水はたいへん美しく、心が癒されるお寺です。不思議なパワーと癒しに満ちた奈良県天川村。気分をリフレッシュするためにも訪れてみてはいかがでしょうか?
なお、最後にご紹介した「天河神社」については別途、記事にまとめていますので、ご興味のある方は、天川村観光案内と併せてリンクからご覧ください。
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