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「先生が患者ならどうします?」
【第1回】 2015年7月18日
著者・コラム紹介バックナンバー
岡田正彦

定期健診を拒否したら解雇に!
もはや会社があなたの命を危険にさらす?

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医者の言うことは絶対! お医者さんの言うことを聞いていれば健康で長生きできる……。さて、それは正しいのでしょうか? 『「先生が患者ならどうします?」医師が自分のために選ぶクスリ・治療法』の著者・岡田正彦医師が、医者の本音と建て前にズバリと斬り込みます!

定期健診は
受けると寿命が縮まる?

 とある講演での出来事です。
 その日の内容は「定期健診・人間ドックは受けるべきか否か」に関するものでした。 すべてのプログラムが終わった後、一人の男性が私のもとに駆け寄ってきてこう言いました。
「実は、レントゲン検査を拒否したら、会社をクビになりました。もし裁判を起こしたら、先生に証言をお願いしてもいいですか?」
 私は快諾し、連絡先をお渡ししました。
 その後、残念ながらその方からご連絡はありませんでしたが、その日のことは今でも印象深く心に残っています。

 この方が裁判を起こしたら勝てたか。
 それは今となってはわかりませんが、「定期健診、特にレントゲン検査の是非を問う」という意味では、意味のある裁判になったかもしれません。

 そもそもなぜ私たちは「定期健診」を会社から義務付けられているのでしょうか。
 今から150年ほど前のことです。英国のドーベルという人が、一式の検査セットを定期的に人々に受けさせれば、きっと健康増進に役立つはず、と考えました。
 以来、彼のアイデアは「定期健診」と呼ばれるようになり、瞬く間に、世界中に広まりました。
 日本でも、さまざまな法律のもと、あるいは任意での定期健診が行われています。
 とくにサラリーマンの場合、「事業者は、労働者に1年以内に1回以上、血液検査、心電図検査、胸部レントゲン検査を実施しなければならない」という法律があり、受けない人がいると事業者のほうが罰せられてしまうのです。

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「医師に本当のことを聞き出すためには、“先生が患者ならどうします?”と聞くのが一番」なのだとか。このクスリは飲んでもいいの? この検査は大丈夫? 医療統計学の第一人者で新潟大学名誉教授でもある著者が、最新のエビデンスを元に、本当に信頼できる医療とは何かをご紹介していきます。

「「先生が患者ならどうします?」」

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