米大統領選の共和党候補トランプ氏は17日、陣営の最高責任者(CEO)に、保守系サイト「ブライトバート・ニュース」の会長、スティーブン・バノン氏を起用すると発表した。選挙戦を強化して民主党候補クリントン氏との支持率の差を縮める狙いだが、民主党の「陰謀説」を流すなど物議を醸してきたサイト責任者の起用に対し、共和党内にも懸念する声がある。
幅広い支持層に訴える必要がある本選挙を前に、トランプ氏が「大統領らしくなる」との観測も出ていたが、今回の起用で過激発言を繰り返す従来の路線を強めることになりそうだ。
陣営は声明で、バノン氏を「勝利を愛し、勝ち方を知っている」「かつて『米国の最も危険な政治職人』と認識された」と紹介し、選挙戦の統括を任せるとした。バノン氏は同サイトを一時的に離れ、選挙戦に専従するという。
バノン氏は、トランプ氏と同じく「反エスタブリシュメント(既成勢力)」を掲げ、民主党だけでなく、共和党主流派も攻撃対象にしてきた。同サイトは2007年に創設され、12年にバノン氏が会長に就任。大統領選を巡り、クリントン氏の偽の健康不安説などを流したとして「陰謀説の天国」(ニューヨーク・タイムズ紙)と評されている。
バノン氏は、サイトについて「…
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朝日新聞国際報道部
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