■未婚女性が牽引。ひとり旅も増加 JTB総合研究所が15年の日本人海外旅行市場の実態をまとめた「JTBレポート2016」によると、海外旅行に否定的な層が37.3%から29.4%へと7年ぶりに減少したことがわかった。12年から3年連続でマイナスが続いた海外旅行者数は、今年に入り5月を除くすべての月で前年を上回って推移しており、同社は、円高の進行や燃油サーチャージの下落・撤廃などを背景に「旅行者数は底を打ってプラスに反転している」と分析する。