メインメニューをとばして、このページの本文エリアへ

号外

号外の一覧

【レスリング】登坂、伊調、土性が金 日本女子3階級制覇

伊調、史上初女子4連覇 58キロ

【レスリング】女子フリースタイル58キロ級決勝に勝利。五輪4連覇を決め、日の丸を手に喜ぶ伊調馨=リオデジャネイロのカリオカアリーナで2016年8月17日、小川昌宏撮影

 リオデジャネイロ五輪第13日の17日、レスリング女子フリースタイル58キロ級の決勝が行われ、伊調馨(32)=ALSOK=が決勝で、ワレリア・コブロワゾロボワ(ロシア)に3−2で逆転勝ちを決め、金メダルを獲得した。伊調は五輪全競技を通じて史上初の女子個人種目4連覇を成し遂げた。

 第1ピリオドでポイントを先取した伊調だが、バックを取られて逆転を許す。1−2で迎えた第2ピリオド残り数秒でバックを取って逆転した。試合後、伊調は「内容があまり良くなかったが、こうしてたくさんの人に喜んでもらえて。でも、もっといい試合がしたかった。(金メダルを)取れて良かった」と安どの表情を見せた。

 伊調は初戦の2回戦でマルワ・アマリ(チュニジア)にテクニカルフォール勝ち。準々決勝もエリフジャレ・エシリルマク(トルコ)に3−1で勝利すると、準決勝はユリア・ラトケビッチ(アゼルバイジャン)をテクニカルフォールで降し、順当に勝ち上がっていた。

 伊調は今年1月にロシアで行われた国際大会で13年ぶりとなる敗戦を喫した。敗れて受け取った銀メダルは14年11月に亡くなった母トシさんの遺影の横に置かれている。その母がいつも言っていた「何が何でも勝つんだよ」との言葉を胸に、五輪決勝のマットに上がった伊調。4連覇が決まりメダルを受け取ると、天を見上げて笑顔を浮かべた。

関連記事

毎日新聞のアカウント

競技日程

1 2 3 4 5 6 7
8 9 10 11 12 13 14
15 16 17 18 19 20 21
22 23 24 25 26 27 28
29 30 31        
毎日新聞社は、東京2020大会のオフィシャルパートナーです

[PR]