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「日本で介護学べ、喜び」 ベトナム人研修生が知事を訪問

古田知事(中央)を訪問したベトナムからの研修生ら=県庁で

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 七月上旬から県を訪れ、日本の介護技術を学んでいるベトナム人研修生の一行が、県庁に古田肇知事を訪問した。

 研修生は、同国の看護師や、看護師を養成する大学の教員と学生らで、二十〜四十代の男女二十四人。国際協力機構(JICA)の技術協力事業により、一カ月の日程で来県した。関市の中部学院大で講義を受けた後、八月上旬まで同市や岐阜市などの老人福祉施設や病院で実習する。

 研修生はこの日、尾関健治関市長、片桐多恵子・中部学院大短期大学部学長らとともに知事を表敬。古田知事は「日本式のきめ細かい介護や看護を学び、ベトナムで立派な看護師になってください」と励ました。

 研修生を代表してあいさつした大学教員チャン・ティ・キムさん(27)は「日本の看護、介護を学べてうれしい。日本の伝統文化や人々との触れ合いを通じ、素晴らしい体験にしたい」と話した。

 (小倉貞俊)

 

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