ロンドン駐在の北朝鮮大使館ナンバー2が韓国に亡命
韓国政府は、ロンドンに駐在する北朝鮮大使館のナンバー2に当たる公使が、北朝鮮の体制への反発から家族とともに亡命し、このほど韓国に入国したことを明らかにしました。
韓国統一省は17日夜、記者会見を開き、ロンドンに駐在する北朝鮮大使館のテ・ヨンホ公使が亡命し、韓国政府が、国内で妻と子どもとともに身柄を保護していることを明らかにしました。
統一省によりますと、テ公使は北朝鮮大使館で大使に次ぐナンバー2で、これまで脱北した北朝鮮の外交官の中でも高いクラスだということです。
テ公使は去年5月、キム・ジョンウン(金正恩)朝鮮労働党委員長の兄、キム・ジョンチョル氏と見られる男性が、ロンドンで行われたコンサートの会場に現れた際に同行していて、指導部にも近い人物と見られています。
テ公使は亡命した動機について、北朝鮮の体制への反発と民主主義への憧れだと説明しているということで、統一省は北朝鮮の特権階級の中で忠誠心が弱まっていることの表れだと指摘しています。
統一省によりますと、テ公使は北朝鮮大使館で大使に次ぐナンバー2で、これまで脱北した北朝鮮の外交官の中でも高いクラスだということです。
テ公使は去年5月、キム・ジョンウン(金正恩)朝鮮労働党委員長の兄、キム・ジョンチョル氏と見られる男性が、ロンドンで行われたコンサートの会場に現れた際に同行していて、指導部にも近い人物と見られています。
テ公使は亡命した動機について、北朝鮮の体制への反発と民主主義への憧れだと説明しているということで、統一省は北朝鮮の特権階級の中で忠誠心が弱まっていることの表れだと指摘しています。