米の教師が日系人強制収容所の歴史を学ぶ
第2次世界大戦中、アメリカの日系人たちが過ごした強制収容所の歴史を学んでもらおうと、全米各地の教師たちを招いたツアーがカリフォルニア州で開かれました。
これは、アメリカの日系人団体などが企画したもので、ツアーに応募した全米各地の中学や高校の教師36人が参加しました。
参加者たちは、旧日本軍による真珠湾攻撃後、大統領令によって1万人を超える日系人が収容されたカリフォルニア州東部のマンザナー強制収容所の跡地を訪れました。跡地に建てられた資料館には、当時人々が息抜きのために楽しんだ野球の道具や、厳しい環境の中でもたくましく生きる子どもたちの姿を写した白黒の写真などが展示されていて、参加者たちは興味深そうに見学していました。
また、強制収容所では病気や自殺などで150人が亡くなっていて、参加者たちは近くに建てられた慰霊塔を訪れ、日系人たちの苦難の歴史に思いをはせていました。
マサチューセッツ州から参加した女性教師は「2度と悲劇が起こらないように、生徒たちに過去の教訓を伝えたい。生徒たちには、異なる人種に対して恐れを抱くのではなく、共通点を認識できる力を身につけてほしい」と話していました。
参加者たちは、旧日本軍による真珠湾攻撃後、大統領令によって1万人を超える日系人が収容されたカリフォルニア州東部のマンザナー強制収容所の跡地を訪れました。跡地に建てられた資料館には、当時人々が息抜きのために楽しんだ野球の道具や、厳しい環境の中でもたくましく生きる子どもたちの姿を写した白黒の写真などが展示されていて、参加者たちは興味深そうに見学していました。
また、強制収容所では病気や自殺などで150人が亡くなっていて、参加者たちは近くに建てられた慰霊塔を訪れ、日系人たちの苦難の歴史に思いをはせていました。
マサチューセッツ州から参加した女性教師は「2度と悲劇が起こらないように、生徒たちに過去の教訓を伝えたい。生徒たちには、異なる人種に対して恐れを抱くのではなく、共通点を認識できる力を身につけてほしい」と話していました。