警察官が受け持ち地域の住宅に押し入るも 住民に諭される
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青森県八戸市の駐在所に勤務する警察官が先月、受け持ちの地域の住宅に押し入り、現金を奪おうとしたとして逮捕されました。サングラスなどで顔を隠していましたが、以前に巡回で訪れていたことから、住民の夫婦が警察官と気付いて犯行を思いとどまらせ、1時間にわたって諭したあと、そのまま帰していたということです。
逮捕されたのは、青森県の八戸警察署沼館駐在所に勤務する巡査長石橋良太容疑者(25)です。
警察によりますと、石橋巡査長は先月17日、八戸市内の住宅に押し入り、この家に住む60代の夫婦を包丁で脅して現金を奪おうとしたとして、強盗未遂などの疑いが持たれています。
現場は巡査長の受け持ちの地域で、サングラスなどで顔を隠していましたが、以前、巡回で訪れていたことから、夫婦が警察官と気付いて犯行を思いとどまらせたということです。
その際「警察官とばれては死ぬしかない」と話したのに対し、夫婦は「まだ若いのに、その必要はない」などと、1時間にわたって諭したあと通報はせず、そのまま帰したということです。
警察によりますと、石橋巡査長はギャンブルで数百万円の借金があり、「金が目的だった。包丁は警察署の給湯室から持ち出した」と供述しているということです。
巡査長は、この8日後に捜査を装って、女性の車の中を調べたなどとして逮捕され、その後の調べの中で、強盗未遂事件に関与した疑いのあることがわかったということです。
青森県警本部の細田均警務部長は「誠に遺憾です。厳正に対処し、再発防止に努めます」とコメントしています。
警察によりますと、石橋巡査長は先月17日、八戸市内の住宅に押し入り、この家に住む60代の夫婦を包丁で脅して現金を奪おうとしたとして、強盗未遂などの疑いが持たれています。
現場は巡査長の受け持ちの地域で、サングラスなどで顔を隠していましたが、以前、巡回で訪れていたことから、夫婦が警察官と気付いて犯行を思いとどまらせたということです。
その際「警察官とばれては死ぬしかない」と話したのに対し、夫婦は「まだ若いのに、その必要はない」などと、1時間にわたって諭したあと通報はせず、そのまま帰したということです。
警察によりますと、石橋巡査長はギャンブルで数百万円の借金があり、「金が目的だった。包丁は警察署の給湯室から持ち出した」と供述しているということです。
巡査長は、この8日後に捜査を装って、女性の車の中を調べたなどとして逮捕され、その後の調べの中で、強盗未遂事件に関与した疑いのあることがわかったということです。
青森県警本部の細田均警務部長は「誠に遺憾です。厳正に対処し、再発防止に努めます」とコメントしています。