フォード 2021年に完全自動運転車供給へ
自動運転の開発競争が激しさを増すなか、アメリカの大手自動車メーカー「フォード」は、5年後の2021年に、ドライバーが運転に全く関与しない、いわゆる完全自動運転車の供給を目指すことを発表しました。
アメリカの大手自動車メーカー「フォード」は16日、地図やセンサーなどを手がけるベンチャー企業4社に出資するなどして、2021年に完全自動運転車の供給を目指すことを発表しました。
この完全自動運転車には、ハンドルのほか、アクセルペダルやブレーキペダルもないということで、まずは配車サービス事業などを行う商用車向けに実用化を検討しているということです。
フォードは、カリフォルニア州にある開発拠点の人員を倍増させるとともに、来年には公道での実験に使う車両をおよそ90台に増やして開発を急ぐことにしています。
自動運転をめぐっては、交通事故の減少や渋滞の緩和につながるなどとして、日本やドイツなど世界の大手自動車メーカーが開発にしのぎを削っています。さらにアメリカのIT企業グーグルも完全自動運転の実用化を目指すなど、異業種からの参入も相次いでいて、開発競争は業種の壁を越えて激しさを増しています。
この完全自動運転車には、ハンドルのほか、アクセルペダルやブレーキペダルもないということで、まずは配車サービス事業などを行う商用車向けに実用化を検討しているということです。
フォードは、カリフォルニア州にある開発拠点の人員を倍増させるとともに、来年には公道での実験に使う車両をおよそ90台に増やして開発を急ぐことにしています。
自動運転をめぐっては、交通事故の減少や渋滞の緩和につながるなどとして、日本やドイツなど世界の大手自動車メーカーが開発にしのぎを削っています。さらにアメリカのIT企業グーグルも完全自動運転の実用化を目指すなど、異業種からの参入も相次いでいて、開発競争は業種の壁を越えて激しさを増しています。