東京外為市場 円相場いくぶん値下がり

17日の東京外国為替市場は、アメリカの中央銀行にあたるFRB=連邦準備制度理事会が、早期の追加利上げに踏み切る可能性もあるという見方から、ドルを買って円を売る動きが出て円相場はいくぶん値下がりしました。
午後5時時点の円相場は、16日と比べて39銭、円安ドル高の1ドル=100円70銭~72銭でした。また、ユーロに対しては、43銭、円安ユーロ高の1ユーロ=113円48銭~52銭でした。ユーロは、ドルに対しては、1ユーロ=1.1269~70ドルでした。
市場関係者は、「16日にFRBの幹部が早期の利上げに前向きな発言をしたと伝わったことでこれまで売られていたドルを買い戻す動きが出た。一方で投資家のあいだでは早期の利上げは難しいという見方も根強く、日本時間の18日未明に公表される、FRBが先月開いた金融政策を決める会合の議論の内容に注目が集まっている」と話しています。