ATM不正引き出し 指示役と見られる男ら逮捕

ATM不正引き出し 指示役と見られる男ら逮捕
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全国のコンビニエンスストアなどのATMで、合わせて現金18億円余りが不正に引き出された事件で、警視庁は、神奈川県内の店舗で現金を不正に引き出したとして、指示役の1人と見られる男らを新たに逮捕しました。
逮捕されたのは東京・杉並区の無職、利尚山容疑者(30)ら4人で、警視庁の調べによりますと、ことし5月、相模原市の「セブンーイレブン」のATMで、偽造されたクレジットカードを使い、現金310万円を不正に引き出したなどの疑いが持たれています。
警視庁は、一連の不正な現金の引き出しは複数のグループによって行われ、利容疑者はこのうちの1つのグループの指示役として「出し子」と呼ばれる現金の引き出し役を集めたり、引き出す場所や方法などを伝達したりしていたと見て調べています。
警視庁は、逮捕した4人の認否についていずれも明らかにしていません。