小池都知事、重量挙げ銅メダル・三宅に現役続行を期待…都庁表敬訪問で
2016年8月17日14時32分 スポーツ報知
東京都の小池百合子知事(64)が17日、都庁でリオデジャネイロ五輪重量挙げ女子48キロ級で銅メダルを獲得した三宅宏実(30=いちご)と父親の義行監督(70)の表敬訪問を受け、健闘をねぎらった。
対談冒頭、「ご苦労さまでした」と三宅親子とがっちり握手した。日本ウエイトリフティング協会の会長を務める小池氏は、競技でバーベルを頭上で持ち上げた際の難しさに触れ「(審判から「降ろせ」の合図がかかるまでの)1・5秒間に、4年間かけられるモチベーションというのは『すごい』と思いました」と感激した様子。2大会連続のメダル獲得をたたえた。
銅メダルを手にした小池氏は「うわ~、重たい。2キロぐらいある?」と三宅に尋ねると、「いや、400グラムくらいです…」と返され照れ笑い。「ずしっとした重みがある。4年間の汗と涙と。うれしいです」と感慨深げだった。
報道陣に、進退について問われた三宅は「私ができることについて頑張っていきたい」と話すにとどめたが、小池氏は「腰の痛みを押して、いい成果をあげてくれた。これからも日本のウエイトリフティングを引っ張る選手として頑張ってほしい」と、4年後の東京五輪に向けて現役続行を期待していた。
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