昨日も少し写真で紹介しました(山鉾(「休み山」を含む)35基の御朱印めぐり〜祇園祭2016 - とこてく京都)。8月16日は「五山の送り火」でした。夕方からにわか雨が降り、まもなく小雨になったので…もしかしたら止むかも?と思いきや、甘かったですね…。大雨警報が発せられていたそうです。午後7時くらいから…
豪雨!ドシャ降り!
でも…見に出かけました^^; 五山の送り火(のうち、大文字)。ザァザァ!!!バチバチ!!!とまるでアスファルトを叩きつけるかのように降る大雨(T-T) 途中で引き返そうかなとひるみましたが、一旦、外に出て歩き始めていましたので腹をくくりました。
さて…五山の送り火はお盆に迎えたご先祖様の精霊(オショライサン)を再び冥土へと送る、精霊の送りの火。精霊の足元を照らすといわれています。午後8時、京都盆地の周囲にある山々に5分間隔で順次火が灯されます。
- 20:00点火…「東山如意ヶ嶽(大文字山)」[標高466m]の「大文字」
- 20:05点火…「松ヶ崎西山(万灯籠山)」[標高133m]と「松ヶ崎東山(大黒天山)」[標高187m]の「妙」「法」
- 20:10点火…「西賀茂船山」[標高317m]の「船形」
- 20:15点火…「大北山(左大文字山)」[標高231m]の「左大文字」
- 20:20点火…「嵯峨鳥居本 曼荼羅山」[標高100m]の「鳥居形」
※かつて五山のほかにも「い」「一」「蛇」等々の送り火があったそうですが、それらは途絶えてしまったらしく現在見ることはできません。
今年撮影した「大文字」。なんですが…
真っ暗(O_O) 見えませんでした(;。;)
でも無事に点火されたそうです! 昨日は激しい雨でしたので人出は少ないかな?と踏んでいましたが、晴れていた昨年と比べてもそんなに変わりはなく、若干少ないかな?という感。多くの方々が見に来られていました。暗闇&大雨の中、点火されているであろう大文字山の「大文字」に向かって合掌。五山の送り火の儀式、点火に従事されてらっしゃる皆様は大変ご苦労されたことと思います。感謝致します。
残念ながら直に目にすることはできませんでしたが、「KBS京都(京都にあるテレビ・ラジオ局)」の「生中継! 京都五山送り火」を録画していたので帰宅後、ゆっくりと見ました^^
昨年撮影「大文字」。「大」の字の1画目の長さ80メートル、2画目の長さ160メートル、3画目の長さ120メートルあります。以下から普段、昼間に撮影した「五山」風景です。いずれもこれまでさまざまなスポットから撮影したものです。撮影時期もさまざまです。なお「五山」風景といいながら「鳥居形」の写真がありません<(_ _)>
「東山如意ヶ嶽」の「大文字」。「大」の字は弘法大師空海が始めた等々の諸説があります。
「大文字」の雪景色。
「松ヶ崎西山・東山」の「妙・法」。
おぉ~っと、わかりづらい^^;; 「西賀茂船山」の「船形」と「大北山」の「左大文字」。
「船形」の近景。「西方浄土」に向かう船です。
これもわかりづらいですね^^;; 「左大文字」。
「左大文字」の近景。
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◼︎「大文字山」を管理する「浄土院」、通称「大文字寺」の御朱印
「東山如意ヶ嶽」のふもと、「銀閣寺」の北隣にある「浄土院(じょうどいん)」。その山号は「清泰山(せいたいざん)」。浄土宗知恩院派に属する寺院です。五山の送り火の一つ「大文字」を管理するお寺であることから「大文字寺(だいもんじでら)」と通称されています。
平成25年6月に撮影。
以前いただいた御朱印です。「通称寺」の専用御朱印帳にいただきました。「大」の朱印が押印され、浄土院の通称「大文字寺」も墨書きされています。送り火当日、東山如意ヶ嶽山上の弘法大師堂では浄土院ご住職による読経が行われます。
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★このたびも最後までご覧いただき、ありがとうございました(^-^)