僕の歌
僕は未だに何を歌えば良いのか分からずに歌っている
どう歌えば良いのかさえも分からない
ただひとつ
魂で表現するということを除いては
僕の恋の歌を聴いてくれてありがとう
僕の情けなさに共感してくれてありがとう
僕のカオスを理解してくれてありがとう
僕の未来を受け止めてくれてありがとう
僕の悲しみを分け合ってくれてありがとう
僕の勇気に目を潤ませてくれてありがとう
僕の愛に愛で答えてくれてありがとう
僕が僕であれるのは
みんなのおかげだ
歌を作るということは
女性のお産のようなものだろう
もうこんな大変な思いはしたくないと思いながら
時間が経つと忘れたように文字に向かっている
僕の歌は
大きな告白の欠片だ