2016-08-17

ハゲしまった。

まだ30代前半・独身だが、誰がどう見ても「あっハゲだ」という感じになってしまった。父親も若くしてハゲていたのでなんとなく覚悟はしていたが、やはりなってみると辛い。

視線が怖い。他の男の髪ばかりを見てしまう。気づいたら頭を触っている。抜け毛にいちいち敏感になる。破滅への急行電車に乗ってしまったような焦燥感絶望感。これまで割と楽観的な性格だったけど、人生が真っ暗になった気がした。

とりあえずささやかな抵抗としてシャンプーを変え、薬やサプリを飲み始めた。

 

 

あるとき、ふと2年前の自分写真を見た。

 

あれ? 髪の量が今と変わらない??

 

つ ま り 2 年 前 か ら す で に ハ ゲ て い た ?

 

しか写真の中の男は自分が本格ハゲだとは露ほども思ってはいない。堂々と生き、人生を楽しんでいる。

 

2年前と今とで何が変わったか? 毛髪量は変わらない。世界も何も変わってはいない。

なのにいま俺が見ている世界は2年前とは一変している。

変わったのは俺の自己認識だけ。ハゲという自覚だけである

認識一つで世界が変わる。ハゲ思う故にハゲあり。

 

 

 

…もう後戻りができない。マジで人生どうしたら良いかからない。

皆様、どうかハゲとして生きるための心構えを教えて下さい。

トラックバック - http://anond.hatelabo.jp/20160817115138

記事への反応(ブックマークコメント)