おはようございます。アズマです。
ここ数年、話題にことかかないHR(ヒューマンリソース)。最近では日本でもようやく人工知能を使ったHRサービスが本格的に登場したといった感じですが、海外ではすでに人工知能を使ったHRはそこそこ存在しています。
人工知能HR。これからの未来にどういった基準で採用が行われるのか…
今回は求職側ではなく採用側視点でまとめてみました。
エンジニアが利用しているであろうSNSからGithub、個人ブログにいたるまで膨大なデータを収集し解析。解析結果からエンジニアをレベルづけして、採用担当者に知らせてくれます。
他にもビッグデータをもとに求職者が「消極的」から「積極的」に変わるタイミングを予測し最適なタイミングでアプローチするなんていう予測機能が有名です。
各メディアなどから集められた3000万人以上の膨大なデータから採用することができるサービスです。
機械学習、行動学習、予測分析ができるため、Gildと同じく求職者が活発になるタイミングの予測機能や募集職種の最適な人材検索、スカウト機能などがあります。
いままでの採用パターンを学習して最適な候補者を紹介してくれます。
積極的に就職活動をしている人以外にも会社にマッチする人を見つけやすく、気になる人材をマーキングしておけます。
もちろん人工知能を使ってマッチングの効率化、最適化もしてくれます。
https://talentbase.io/talentbase
ソーシャルメディアに点在するデータから500万人分のデータを集積。
自社で活躍する社員を数名選ぶだけで類似する能力や志向性をもつ人材をピックアップしてくれます。
他にも企業別にソーシャルでの影響度をランキングしたり、ゲームをすると勝手に友達を評価する「評価ゲーム」など独自コンテンツがおもしろいです。
プロフェッショナル向けSNSとして確固たる地位を確立したLinkedIn が買収した 人工知能を使った人材検索サービス。
検索インデックスには4億人以上の求職者のプロフィールがあり、人事担当者がキーワードや地域などを入力するとデータベースから適合性の高い求職者を高速でピックアップしてくれる。
すべての従業員のデータを統合管理し、分析⇒未来予測をする。
統合データを使って採用を効率化するだけではなく従業員のスキルアップや多様性レベルなどを公正評価できる。
他にもどんな人柄が離職に影響するかなど社内で起こる見えなかったことが見える化することにより人事戦略しやすくなります。
以前デジマラボでも取り上げたHRMOS。
従業員の勤怠からいま企業が伸びるために採用すべき理想の人材を明確に出してくれます。
いままでは同業同種でも会社によって風習が違うと活躍できる人とそうでない人がいました。
そんな、なんとなく自分の会社の風習にあうだろうとあやふやだったカルチャーや風習的なものを見える化し明確にしてくれます。
個人的には人ではなく人工知能がスコアリングしてくれることである意味公平な評価ができるのではないかと思っています。
今後、人材仲介業者は淘汰され、個人はネットに情報をあげることで可能性が広がりネット上に情報がなければ話にならない。なんて時代になりそうです。
自分をどうブランディングしていくかというのはもうすでに始まっているように思います。