バドミントン女子 奥原が日本勢対決制し初の準決勝へ
リオデジャネイロオリンピック、バドミントン女子シングルスは16日、準々決勝が行われ、奥原希望選手と山口茜選手の日本勢2人が対戦し、奥原選手がゲームカウント2対1で勝ちました。奥原選手は女子シングルスで日本勢で初めて準決勝に進みました。
準々決勝の1試合は、世界ランキング6位の奥原選手と12位の山口選手の日本勢2人の対戦になりました。
第1ゲームは山口選手が意外性のあるショットでポイントを挙げ、序盤からリードし続け21対11で取りました。
これに対して奥原選手は第2ゲーム以降、正確なショットと左右に揺さぶる攻撃で主導権を握り、第2ゲームを21対17で、第3ゲームを21対10で続けて取り、ゲームカウント2対1で勝ちました。
奥原選手は次の準決勝で、世界ランキング10位のインドのブイシンデュ・プサルラ選手と対戦します。
第1ゲームは山口選手が意外性のあるショットでポイントを挙げ、序盤からリードし続け21対11で取りました。
これに対して奥原選手は第2ゲーム以降、正確なショットと左右に揺さぶる攻撃で主導権を握り、第2ゲームを21対17で、第3ゲームを21対10で続けて取り、ゲームカウント2対1で勝ちました。
奥原選手は次の準決勝で、世界ランキング10位のインドのブイシンデュ・プサルラ選手と対戦します。
奥原「満足せずに次に備える」
奥原希望選手は「1試合1試合に必死で、実感が湧いていないが、もっと上を目指しているので、満足せずに次に備えたい」と話していました。また、山口茜選手との対戦については「合宿から一緒にやってきた仲間と戦えることがうれしかった。山口選手は力を出してすごく強かったので、私も力を出し切ろうという気持ちだった」と振り返りました。
山口「経験生かしもっと強く」
準決勝進出を逃した山口茜選手は、奥原希望選手との対戦について「最初から全力でいこうと思って、それはできたので悔いはない。これが今の自分の実力だと思う」と涙ぐみながら試合を振り返りました。さらに「次につながる試合になった。この経験は、絶対次に生かして、もっと強くなりたい」と話していました。