大宇造船海洋、4-6月期に1兆ウォン超損失

 大宇造船海洋が16日発表した4-6月期(第2四半期)決算は、純損失が1兆2209億ウォン(1120億円)の赤字だった。前年同期(4362億ウォン)に比べ赤字幅が拡大した。売上高は前年同期比14.5%減の3兆3880億ウォン、営業損益は4236億ウォンの赤字だった。

 6月中間決算は、売上高が12.1%減の6兆9201億ウォン、営業損益が4499億ウォンの赤字、順絵音駅は1兆1895億ウォンの赤字だった。

 大宇造船海洋は「会計法人の保守的な監査で赤字幅が拡大した。一部の海洋プロジェクトで船主と合意に至った補償プログラムなどが認められず、船主側の要求で工事が延長された部分についても、遅延補償金の発生が損失処理された」と説明した。

 大宇造船海洋と債権団は昨年から進めている自主再建計画を早期に実行し、収益性の改善と経営正常化を達成する方針だ。同社関係者は「第2四半期の損失発生と赤字拡大要因は会計法人の保守的な監査による影響が大きく、第3四半期には業績が改善すると予想している」と述べた。

金起弘(キム・ギホン)記者
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