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養殖うなぎ産地で供養祭
08月16日 19時06分
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全国有数の養殖うなぎの産地、愛知県西尾市で、この1年に出荷したうなぎに感謝する供養祭が行われました。
西尾市一色町の若手の養殖業者でつくる『一色うなぎ研究会』は、1年で最も忙しい夏場の出荷が落ち着くこの時期に、毎年、うなぎの供養を行っています。
16日は地元の明栄寺に約20人が集まって、祭壇にうなぎをそなえました。
そして、一人一人焼香をして手を合わせこの1年に出荷したうなぎを供養しました。
続いて、近くを流れる矢作川に移動し、次の1年の豊漁を願い、長さ50センチに育ったうなぎ約100匹を川に放しました。
愛知県によりますと、県内の養殖うなぎの出荷量は稚魚の不漁などが原因で平成3年の1万2624トンをピークに減少傾向が続いていて、去年は5116トンにまで落ち込んだということです。
『一色うなぎ研究会』の川口昌保会長は「うなぎへの感謝の気持ちを忘れず、我々、養殖業者もこういった放流などを通して保護に努めていきたい」と話していました。
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