新聞記事を「ひきこもり・不登校の周辺ニュース」に収容


2月ころから「周辺ニュース」として、方向性を見きわめないまま掲載してきた新聞記事の扱いに明確な方向性を決めました。
不登校情報センターのサイトに紹介する、学校や支援団体(紹介情報ページと呼びます)は独立したページを設定しています。この方式を新聞記事にも適応します。新聞記事にある団体・機関等の固有名詞に基づきページ名を付け、新聞記事をWikiシステムの独立したページにします。
それらの独立ページをまとめ種類別カテゴリ(分類)にします。さらにカテゴリ全体をまとめてポータルサイトとつくります。名称は「ひきこもり・不登校の周辺ニュース」です。
種類別カテゴリ(分類)の候補は、①学習支援・無料塾、②子ども食堂・フードバンク、③ニート・生活就労支援・居場所、④奨学金・就学支援金、⑤健康・医療、⑤貧困・生活困窮者支援制度、…などを検討しています。

情報件数は毎週100件以上増える見込みです。この情報量の増える速度は現在の「紹介情報ページ」が増える速度よりもはるかに速いです。未整理状態で掲載したものはすでに300件はあるでしょう。企画検討の材料として、この数日に40件程度整理し掲載しました。
これらはニュース記事で、これまでの紹介情報ページのサイト利用者(読者)を大きくはみ出すものと想定できます。
数年後にはニュース記事の件数が紹介情報ページの件数を超えるでしょう。不登校・ひきこもりという起点は同じでも広がりとニュースという性格によりサイトの性格自体が変わると予測できます。少なくとも1年後には見た目も変わります。

私は、この事態を次のようにとらえます。「以前は引きこもり状態を社会にどう近づけるのかをテーマにしていた。しかし、社会の方がだんだん引きこもりに近づいてきている。それがサイト上でもこのような形で表われる」。今日この企画を話し合うなかでUくんは「(社会の)大多数の人が引きこもりなどの社会的な弱者の予備軍になっている」と表現しました。
新しく生まれ変わるサイトは、この時期の状況に即したものになるのです。
サイト制作の技術的な課題は多く、細部が未確定な部分も残されています。これらをひとつずつクリアーして新しいサイト制作に向かうのです。

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