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【プロ野球】

大谷、首位獲りへ全部野手で出る ハムきょうから本拠地6連戦

2016年8月16日 紙面から

首位獲りへ札幌ドーム6連戦で全試合野手で出場する見込みとなった大谷

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 日本ハム・大谷翔平投手(22)が札幌ドームで16日から行われるオリックス、ソフトバンクとの6連戦も全試合野手で出場する。

 首位と2ゲーム差に最接近し、優勝へ負けられない6連戦。15日、仙台から北海道へ移動した栗山監督は起用法について「体の状態を見ながらいろんなパターンを考えている。どうやって使ったら勝ちやすいか」。6連戦6連勝へ打撃好調の二刀流を、野手でスタメン起用し続ける選択肢もあるとした。

 投手と野手、どちらで起用するのが勝利への近道か−。「何でもいいんだよ。勝てば」と話す指揮官は、現段階で野手・大谷を優先するのが最適と考える。当初目指していた21日・ソフトバンク第3戦で先発復帰する場合、1、2戦は投手調整に充て野手出場できなくなる。タカ投手陣と相性抜群で、今季球団別トップの打率4割2分3厘、8本塁打の打棒を生かさない手はない。

 これまで大谷の代役で4週連続で日曜日に先発している加藤も、その間2勝負けなし。大谷の先発復帰は今回も見送られることになりそうだ。

 「本当の勝負は追いついてから…」と栗山監督。まずはオリックス3連戦。最大11・5差からの大逆転優勝へ、大谷のバットが奇跡への扉を開いていく。 

  (水足丈夫)

 

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