トップ > 中日スポーツ > プロ野球 > 紙面から一覧 > 記事

ここから本文

【プロ野球】

菅野、きょう中日戦先発 エースの覚悟、最短10日で復帰

2016年8月16日 紙面から

左足の踏み込みも問題なく、キャッチボールで調整する菅野=ジャイアンツ球場で(園田佳子撮影)

写真

 混乱の渦中にある竜を相手に、立ち止まることはできない。巨人は15日、敵地での中日3連戦に備えて先発陣がジャイアンツ球場で調整。16日に先発の菅野智之投手(26)は「意識しない人はいない」と23日からの広島3連戦をも見据え、復帰のマウンドに立つ。

 左足の不安は−。その質問に、大黒柱は語気を強めた。「休んでいられる状況でもない」。首位広島とは6・5差。5日の直接対決で降板後に自ら明かした「左足親指のマメ」について、「マメではない。そもそも、マメぐらいで降板しない」と前言を翻した。

 有力視されるのは、やはり筋肉系の痛みだ。それでも「痛くてチームに迷惑がかかるのなら、投げるとは言わない。どんな結果になっても言い訳はしない」と断言。残り37試合。最短10日間での復帰に、エースとしての覚悟を示した。

 舞台に不安はない。ナゴヤドームでは、通算7試合の登板で5試合が無失点投球。しかも、相手はお家騒動中の混乱にある。チームとしても同一カード3連勝を前提として戦うのは当然だ。

 「(広島を)意識しないと。9月には11連戦もある。そういうところを見据えていければ」。エースが先頭に立ち、コイを猛追していく。 (井上学)

 

この記事を印刷する

PR情報

閉じる
中日スポーツ 東京中日スポーツ 中日スポーツ 東京中日スポーツ 中日スポーツ購読案内 東京中日スポーツ購読案内 中日スポーツ購読案内 東京中日スポーツ購読案内 中日新聞フォトサービス 東京中日スポーツ