横浜市 下水管の点検作業にドローン活用の実験
インフラの老朽化対策が全国的な課題となるなか、横浜市は、下水管の点検作業を安全に行うため、小型無人機のドローンを活用する実験を大学や企業と共同で始めることになりました。
横浜市では、これまで地下の下水管の点検作業について、職員などが中に入り、目視で行ってきましたが、流れる下水に足をとられたり、有毒なガスを吸ったりするなどの危険性が指摘されています。
こうしたなか、横浜市は点検を安全に行うため、水道管の中にドローンを自動操縦で飛ばし、内部の状況を撮影する実験を来月から横浜国立大学やドローンの開発会社などと共同で始めることになりました。
横浜市などはすでに管の中でドローンを手動で飛ばす予備的な実験を終えていて、来月からは障害物を検知するセンサーなどを使って自動操縦の実験を進めたうえで、来年度以降の実用化を目指すことにしています。
横浜市管路保全課は「GPSの電波が届かない地下でのドローンの活用は課題も多いが、実用化できれば、下水管の老朽化という同じ課題を抱える全国の自治体でも活用できる」と話しています。
こうしたなか、横浜市は点検を安全に行うため、水道管の中にドローンを自動操縦で飛ばし、内部の状況を撮影する実験を来月から横浜国立大学やドローンの開発会社などと共同で始めることになりました。
横浜市などはすでに管の中でドローンを手動で飛ばす予備的な実験を終えていて、来月からは障害物を検知するセンサーなどを使って自動操縦の実験を進めたうえで、来年度以降の実用化を目指すことにしています。
横浜市管路保全課は「GPSの電波が届かない地下でのドローンの活用は課題も多いが、実用化できれば、下水管の老朽化という同じ課題を抱える全国の自治体でも活用できる」と話しています。