【8月16日 AFP】リオデジャネイロ五輪に出場したライアン・ロクテ(Ryan Lochte)ら競泳米国代表メンバーが、銃で武装した集団による強盗被害に遭った事件で、五輪組織委員会は15日、被害者選手らに謝罪した。

 事件では、競技後のパーティーに出席した帰りだった選手4人のタクシーが、警察官を装った武装集団に止められ、選手らは地面に伏せるよう命じられて現金などを奪われた。ロクテはこの際、武装集団の一人から額に銃を突き付けられた。

 大会組織委の広報担当者マリオ・アンドラーダ(Mario Andrada)氏は、「選手らが暴力事件の被害を受ける寸前だったことは明らかに遺憾だ。われわれは治安当局に対し、市内のあらゆる場所であらゆる人々の身の安全を守るよう要請した。巻き込まれた方々には謝罪する」と述べた。

 同氏はまた、警察が、事件に関連した事情聴取のため、選手らを乗せていたタクシーの運転手の行方を追っていることも明らかにした。

 リオ五輪では治安問題が大きな懸念材料となっており、これまでに窃盗・強盗事件の発生が複数報じられている他、不審物の爆破処理や、乗馬会場への流れ弾の着弾、報道関係者用バスの窓が割られる事件などが相次いでいる。(c)AFP