巨人・長嶋茂雄終身名誉監督(80)「西鉄ライオンズの黄金期『野武士軍団』の主軸を担う素晴らしい打者でした。巨人軍が3年連続で西鉄に敗れた1956年から1958年の日本シリーズでの大活躍は強く印象に残っています。ご冥福をお祈りします」
★葬儀日程
豊田泰光氏の通夜は23日午後6時から、葬儀・告別式は24日午前9時半から東京都品川区西五反田5の32の20、桐ケ谷斎場で。喪主は妻、峯子(みねこ)さんと長男、泰由(やすゆき)氏。
豊田 泰光(とよだ・やすみつ)
1935(昭和10)年2月12日生まれ。茨城県出身。水戸商高から53年に西鉄(現西武)入団。1年目に27本塁打(当時の高校出新人の最多記録)を放ち、新人王。56年には首位打者に輝くなど西鉄の黄金期を支えた。63年から国鉄(のちサンケイ、アトムズ=現ヤクルト)でプレー。69年に現役引退。オールスター戦に9度出場。ベストナイン6度(遊撃手)。引退後は近鉄でコーチを務めた後、野球解説者として活躍した。2006年野球殿堂入り。右投げ右打ち。