ニューヨーク連銀によると第2四半期末の時点での米国の家計部門の総負債額は12.29兆ドルでした。これは第1四半期より+0.3%でした。

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家計部門の負債のピークは2008年第3四半期で、そのときの負債総額は12.68兆ドルでした。

家計部門の負債の中で、最大のものは住宅ローン(mortgage)であり、8.36兆ドルでした。

ホーム・エクイティー・ローン(HE revolving)は4,780億ドルでした。

スチューデント・ローン(student loan)は1.26兆ドルでした。

負債滞納状況は下のグラフのようになっています。濃い緑は、ちゃんと期限までに支払を済ませている割合を示しています。

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90日以上の滞納になっているローンに関し、ローンの種類別にその推移を示したのが次のグラフです。

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ローンの種類別の新規滞納額のグラフです。

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1人当たり債務額(単位:1,000ドル)を州ごと示したのが次のグラフです。CAはカリフォルニア、NJはニュージャージーです。

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債務のタイプ別で示すと、下のグラフのようになります。カリフォルニアは住宅ローンの負担が重いことがわかります。

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最後は一人当たり滞納残高(単位:1,000ドル)です。

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