準々決勝進出を決め、声援に応える山口茜=リオデジャネイロ(共同)【拡大】
リオデジャネイロ五輪第11日(15日=日本時間16日、リオ中央体育館)バドミントン女子シングルスの決勝トーナメント1回戦が行われ、第10シードの山口茜(19)=再春館製薬所=が第4シードのラッチャノック・インタノン(21)=タイ=を2-0(21-19、21-16)で下し、準々決勝に進出した。
第6シードの奥原希望(のぞみ、21)=日本ユニシス=もペ・ヨンジュ(25)=韓国=を2-0で下し、8強入りした。
16日(日本時間17日)に行われる準々決勝は山口と奥原の対戦となるため、日本選手がベスト4に入ることも確定した。
日本勢の準決勝進出は、前回ロンドン五輪の女子ダブルスで銀メダルを獲得した藤井瑞希、垣岩令佳組以来、2大会ぶり。シングルスでは男女通じて初めてとなる。
シングルスは、ロンドン五輪男子の佐々木翔と、2000年シドニー五輪女子の水井泰子が、それぞれ5位に入賞したのが最高成績。
山口茜の話「勝ったこともうれしいが、五輪でもう1試合できるのが一番。応援がこれまで以上にすごくて、後押しで積極的にいけた。1次リーグは内容が良くなかったが、やっといい試合で楽しめた」