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ぜひまず一般常識レベルの科学力を さんへ

お気持ち、良く理解いたしました。現在、惑星は8個なのですね。僕の認識不足でした。一度、調べてから書けば良かったですね。申しわけありませんでした。散文詩とは言え、間違った知識を拡散させてはなりませんので、書き直しをさせていただきますね。ご見聞をありがとうございました。

ASKA

神の登場〜インフレーション理論

神の登場〜インフレーション理論

 

 

宇宙はひとつの細胞だった

僕たちはその中にいて

細胞膜に囲まれていた

 

宇宙には突き当たりがあった

壁があったのだ

その壁が細胞膜だ

 

僕たちの宇宙は「この宇宙」と呼ぶのが相応しい

なぜなら「その宇宙」も「あの宇宙」もあるからだ

 

細胞膜を突き破ると

隣には別の細胞がある

その細胞が別の宇宙だ

もちろんその隣にも上下にも細胞がある

つまり宇宙がひしめき合っている

 

僕たちの身体は40兆個の細胞の集まりだ

「宇宙のあつまり」だ

その「宇宙の集まり」が

ひとりの人間を作り上げている

 

この理論を用いると

僕たちの宇宙たちが集まって

ひとつの生命体を作っているということになる

 

その生命体の頭上には

限りない星が散らばって

その生命体はそれを宇宙と呼んでいる

 

その宇宙には壁があって

その向こう側には別の宇宙がある

その宇宙たちが集まりあって

また生命体を作り上げている

という生命体の頭上には星屑があって宇宙と呼んでいる

という終わらない旅

 

不可思議

無量大数

神の登場はどこだ

 

神は何処へ

先ほどの記事ですが

太字になっている箇所がありますね。

強調したわけではありませんので。

何度やっても、そこが太字になってしまうのです。

ご気分を害されましたら、申しわけありません。

ASKA

ぜひまず一般常識レベルの科学力を さんへ

地球は太陽の周りを楕円の軌道を描いて1周します。これを我々は1年と呼んでいます。僕は詩の中で自転という言葉を使いました。公転には触れていません。科学を否定しているつもりはありません。科学は素晴らしいと思っています。科学は証明です。謎は解き明かされた時に、事実となります。科学の証明です。そこで初めて認められるのです。しかし、科学より優れたものがあります。それは、想像です。科学はその想像に追いつき、証明を繰り返しています。アインシュタインは、想像こそが科学の糸口であるというような言葉を残しました。想像は尽きません。また、ロマンでもあります。詩人はロマンを詠います。

 

惑星が12個だとは言い切っておりません。12個であることの持論を詩に載せました。いつか解明されるであろうことを、先人がロマンとし、言葉にしました。やがて、いつかそれも科学によって答えが出されるでしょう。しかし、更にその科学によって答えが覆されることもあります。つまり科学は飽くなき探求なのだと思っています。「ぜひまず一般常識レベルの科学力を」さんは、科学にお詳しい方だとお見受けされます。僕は、科学者ではありません。その時の、胸に抱いたものを言葉にして表現しているだけです。先人のロマンです。ご理解下さい。

ありがとうございました。

ASKA

おとぎ話

おとぎ話

 

 

この星にはこんなにたくさんの人が乗っていて

時速1700キロの回転を共にしている

星はときどきしゃっくりをする

星はときどき泣きじゃくる

星はときどき裏返る

 

その度に人は少なくなって

命の営みでまたもとに戻る

 

人の誕生にはいくつか線が引かれていて

どれもこれも当たり前でいいかげん

 

紀元前っていつまであるの

 

こんなに宗教はたくさんあるのに

キリストの誕生で

西暦が始まるのはなぜ

 

裁判では証拠が必要なのに

歴史には証人が見当たらないのはなぜ

 

「だから科学があるのだ」と鼻先を上に向けて歩いているけど

おとぎ話の方が正しかったりする

 

未来に行く度に過去が分かるから

過去が解明されたら未来が止まってしまいそう

 

人はもともと身元不明

ダーウィンさん、

人は人から始まったのだよ

お猿さんはお猿さん

 

海底に沈んだ遺跡を観てきた

1万年前の文明だという

 

科学はそれを認めない

科学は謎に追いつかない

 

人はときどき少なくなるから

どこかで何度も事実が途絶えてる

 

この星はもうすぐ人が住めなくなると

僕の本能が囁いている

 

最近この星の従兄弟が見つかった

水も空気もあると言う

だからあんなに歓喜した

 

そろそろお引越しの準備に入ってる

僕たちはお引越しに間に合わない

 

「その昔青い星があってね」と

いつかおとぎ話になるのだよ

フレディ・マーキュリー

今日は、心温まるお話です。

 

僕らは、アルバム「SEE YA」からロンドンと密接になりました。スタジオに入って、最初に驚いたのはスピーカーから流れてくる音が、まるっきり違うということでした。骨太で、また繊細なのです。そして、スタジオで使われている機材が、古いということでした。ヴィンテージと言えば聞こえは良いのですが、最新の機材が揃えてある日本のスタジオで録音してきた僕らにとって、カルチャーショックでした。日本のスタジオは、どこも真新しさを強調していましたが、ロンドンのスタジオはどこも古い倉庫の一室のようでした。ロンドンのレコーディングスタートは早いのです。日本では、だいたい午後1時ぐらいに集合して、朝方までやりますが、ロンドンは午前10時ぐらいから始まって、夜は、天辺(24時)には終わります。僕らは、エンジニア、ミュージシャンに日本のスタイルを要求し、朝方までスタジオに篭もりました。みんな気持ちよく付き合ってくれました。一度、朝7時くらいまで作業がつづいたことがありまして、スタジオマネージャーからこっぴどく怒られた想い出があります。

 

「うちのスタッフを殺すきですか?そんな朝まで仕事をさせていたら、まず、エンジニアの耳が死んでしまいます。」

 

その後は、早く終了するように心がけました。それでも、3時、4時になることは多かったですけどね。

 

話は戻りますが、そんなスタジオですが、あの音の鳴りはなんでしょう?僕は、家で、デモトラックを制作していました。その現象は家でも同じでした。音が違うのです。僕は、日本から機材を持って行きましたので、音が違うということはありえないのですが、聴感はとてもふくよかな音に聴こえました。空気でしょうか?何度となくその音の違いを話題にしていましたが、行き着くところは「電圧の違いだろう」ということになりました。 日本の電圧は100Vですが、イギリスは220V~240Vです。この電圧の違いが、音を骨太に、ふくよかにさせているのではないかということでした。それでも、そうではないでしょう。日本のスタジオもイギリスに見習って、電圧を上げているスタジオは、多く存在しますが、あの音を再現することはできません。未だに解明できておりません。

 

そんなこともあり、海外録音をするミュージシャンは後を絶ちません。最近は少なくなったように見受けられますが、またいつかロンドンレコーディングをやってみたいと思っています。

 

アルバム「Guys」を制作していた時の話です。そのスタジオは1st. 2st.と、ふたつのスタジオがありました。1st.は広く、ボーカルブースは、石で囲まれており、天井も高いので、声の鳴りも良く、歌入れをするには最適の部屋でした。

僕らは、好んでその部屋を使いました。ある日のことです。スタジオに足を運んだら、「今日は、2st.を使ってくれ」と言うのです。事情があって、今日は貸せないとのことでしたで、その日は、2st.を使用することになりました。それでも、歌入れは順調に進んで行きました。途中、トイレに向かうために、1st.の前を通り過ぎたときに、そのスタジオを覗いてみたのです。誰もいません。トラブルが発生しているならば、リペアマンが居るでしょう。シーンとしています。気になった僕は、スタジオエンジニアに尋ねました。

 

「今日、1st.は、なぜ使えないの?」

 

エンジニアは言いました。

 

「今日は、朝からフレディが来てるので貸せないんだ。」

「フレディって?」

フレディ・マーキュリーだよ。」

 

フレディ・マーキュリーとは「QUEEN」のボーカリストです。1991年に亡くなっています。

 

「どういうこと?」

「死ぬ前に、書きかけの曲があったようで、時々1st.に来てるんだよ。」

 

そのスタジオは、フレディのお気に入りのスタジオだったということでした。朝からピアノの音が鳴り出したので、フレディのためにスタジオをクローズしたとのことでした。スタジオのみんなが、その場面に遭遇しており、歌声も聞こえるとのことでした。話を聞きながら、怖いとは思いませんでした。愛おしく感じたのです。スタジオは利益を優先せず、フレディのために僕らをキャンセルしたのです。僕らですか?胸が熱くなりましたね。

 

フレディ・マーキュリーは、イギリスが生んだ大天才のミュージシャンです。僕も、アルバム全てを持っています。死んで尚、音楽への情熱はつづいていたのです。その話を聞かされてから、彼の音楽がいっそう好きになりました。

 

人柄も素晴らしく、誰からも愛されていたそうです。フレディが曲を書いているところを、見たかったなぁという思いです。

フレディ、あなたの隣でレコーディングできたことは、一生忘れませんよ。

ASKA